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声を「宛先」に届ける。HSA v0.11 が仕込んだ、部屋が遊び場になる日への第一歩

音声操作AIエージェント HSA v0.11 をお届けします。スマートホーム環境 hsBox を手がける hoscm の新バージョンです。

一見すると、これは「音声アプリのアップデート」です。しかし開発チームに話を聞くと、見え方が変わりました。この地味な一手は、もっと大きな構想への第一歩でした。すなわち 「部屋そのものが遊び場になる」freeBoxゲームプラットフォーム化 です。

そこで今回は、2つのチームに取材しました。HSA開発プロジェクトと、それとは別に動く freeBoxゲームプラットフォーム化プロジェクトです。両者が目指す先と、交わる一点を追います。

この構想の背景は、先の記事〈freeBox ゲームプラットフォーム化を取材〉でもお伝えしました。本記事は、そこに HSA v0.11 という具体的な一歩が加わった続編です。


HSA v0.11 で何が変わったのか

まず、HSA v0.11 という「モノ」を押さえます。構想の話は、そのあとにしましょう。開発チームは、重要な順に3つを挙げてくれました。

変更1:接続テンプレート化と3種同梱

これまでは、送信先のURLを1本ずつ手で打ち込む必要がありました。しかし HSA v0.11 では、その手間が消えます。あらかじめ形を定義した「テンプレート」の空欄を埋めるだけで、接続先を作れるからです。

さらに v0.11 では、代表的な3種類の基本テンプレートが初期状態で同梱されています。そのため、インストール直後から接続設定を始められます。もちろん、追加テンプレートも QRコードやURLから読み込めます。なお hsBox でも IFTTT でも、対応テンプレートがあれば同じ手順です。

変更2:接続先の複数登録

従来は、送信先がひとつだけでした。しかし v0.11 では、複数の接続先を登録できます。そして発話の先頭につけた短い「呼び名」で送り分けられます。たとえば「エアコン ○○」「テレビ ○○」のように、機能ごとに宛先を切り替えられるのです。

変更3:作り直しに強い内部構造

送信内容は、保存時に「スナップショット」として確定します。そのため、元のテンプレートを消しても、既存の接続はそのまま動きます。これは表から見えない変更です。しかし開発チームは、この先の拡張すべての前提になる土台の入れ替えだと位置づけています。

つまり HSA v0.11 は、派手な機能追加ではありません。むしろ「この先いろいろ載せられる土台を整える一歩」です。声を届ける仕組み自体は、最初からありました。そして v0.11 は、その届け先を増やし、設定のハードルを下げる段階なのです。


HSA v0.11 がなぜ「ゲーム」への布石になるのか

3つの変更のうち、開発チームが布石として挙げたのは、複数登録です。そして、その背後にある「モード」という2階層のデータ構造でした。

v0.11 の時点では、利用者が使うモードはひとつだけです。しかし内部には、もう一段の仕組みが用意されています。「通常モード」「ゲーム集中モード」のように、用途ごとに接続先セットを丸ごと切り替える器です。なお、切り替えUI自体は次バージョン v0.12 での実装を予定しています。

では、なぜこれが布石なのでしょうか。開発チームの説明が鮮やかでした。

普段は「エアコンつけて」と家電を操作している同じ音声ボタン。それがゲームを始めた瞬間、「A」「せーの」「もう一回」といった合図の入り口に変わる。アプリを持ち替える必要も、設定を作り直す必要もない。ひとつのモードを切り替えるだけで、日常操作とゲーム操作が同居する

その受け皿が、v0.11 で仕込まれた2階層構造です。

音声とゲームが交わる点

では、音声エージェントとゲームは、どこで交わるのでしょうか。HSA は「声を、決まった宛先にテキストとして届ける」ことに徹した軽いクライアントです。だからこそ、届いたテキストをどう解釈するかは、受け取る側が自由に決められます。その交差点として構想されているのが、freeBox 側に置く「HSAヘルパープラグイン(仮称)」です。つまり、HSA から届いた声を、ゲームのイベントとして受け取りさばく役割を担います。ただし、これは v0.12 以降に向けた構想であり、いま動くものはありません。


HSA v0.11 開発チームが目指す世界

ここから、構想の話です。開発チームが最終的に実現したい世界を、一文で聞きました。

専門知識がなくても、声ひとつで、家じゅうの機器や仕組みを自分の思いどおりに動かせる世界。

むずかしい設定を覚える必要はありません。高齢の方や不慣れな方でも、安心して使えます。開発チームがいちばん大事にしているのは、この点です。

だからこそ、「今」土台を作る理由も一貫しています。テンプレートと複数接続という「拡張の器」は、この先の展開すべての前提になります。つまり hsBox 側の強化も、ゲーム化も、この器の上に乗ります。器を作らないまま個別機能を足すと、後で必ず作り直しになります。そのため、機能を増やす前に、今この土台を固めているのです。なお hsBox 本体の最新版については〈hsBox1.4 正式リリースのお知らせ〉もあわせてご覧ください。


もうひとつのチーム:freeBoxゲームプラットフォーム化プロジェクト

ここで、もう一方の当事者に登場してもらいます。freeBoxゲームプラットフォーム化プロジェクトです。

まず、立ち位置を正確に押さえます。土台となる freeBox は、hsBox 上でプラグインを管理・実行する仕組みです。そして、これは freeBox OSSプロジェクトチームの成果物です。なお hoscm は、これを全面的に支援する立場にあります。詳しくは〈freeBox 1.0.0 リリース〉をご覧ください。

では、ゲームプラットフォーム化プロジェクトとは何でしょうか。これは freeBox OSS の土台に乗る取り組みです。「ゲームという用途を、誰でも同じ作法で作れるようにする層」を重ねます。OSS本体を作り替えるものではありません。むしろ、その土台を”遊び”に向けて開き、サードパーティが参加しやすい独立した入口を用意します。

では、なぜ層を分けるのでしょうか。freeBox 本体は、用途を限定しない汎用の箱です。そこにゲーム向けの規約を直接混ぜると、本体が特定用途に引っ張られます。しかし標準化を切り離した層として持てば、話は変わります。本体の中立性を保ったまま、参入したい人が「ゲームだけを見て乗る」ことができます。つまり、本体を汚さずに、参加者向けの入口を独立させられるのです。

目指すのは「部屋そのものが遊び場になる」世界

このプロジェクトが実現したい世界も、一文で聞きました。

部屋そのものが遊び場になる。音声など多様な入力と、家じゅうのデバイス出力を組み合わせた体験。それを誰もが同じ作法でプラグインとして作り、持ち寄れる世界です。

既存のゲーム機やゲーム配信基盤は、基本的に「画面の中」で完結します。しかし、この構想は本質的に違います。入力と出力が、部屋のデバイスに開いているからです。音声で答え、テレビや各種スマートデバイスで映像・音・光が返ります。つまり、マルチ入力 × マルチ出力の体験です。

そしてOSSならではの価値は、決めごとが少なく、公開されていることです。ゲームの中身は Python で完全に自由です。標準化するのは、入出力の「形」と最小限のルールだけです。つまり「これさえ守れば、あとは自由」という、ごく薄い共通ルールです。だから、公開されたルールとお手本コードを真似れば、誰でも作れます。


2つのチームは、互いに何を期待しているのか

取材で印象的だったことがあります。2つのプロジェクトが、互いに期待を投げ合っていることでした。ここが、今回いちばんお伝えしたい構図です。

ただし、大切な前提があります。以下はいずれも「確定した仕様」ではありません。あくまで現段階での相互の期待・方向感です。両チームとも、そこは強調していました。

HSA から freeBox への期待

HSA が提供できるのは「声による、宛先の分かれた入力」です。呼び名で入力を仕分け、残りのテキストを特定の宛先へ届けます。そのため、ゲーム側から見れば強力です。テンプレートを用意するだけで、どんなコマンド体系にもつながる音声コントローラになります。

さらに、受け側の freeBox は、複数端末からの入力を同時に受け付けます。そして、どの端末から来たかも見分けられます。これを使えば、面白い遊びが成立します。みんなが一斉に声を上げ、いちばん早かった人を判定する ── 早押しクイズのような「早答え」の勝負です。ただし、これはこれから作る構想であり、実働デモはありません。むしろ、一緒に作る仲間を募集している対象です。

そして重要な点があります。HSA開発チームは、ゲーム化を「唯一の行き先」だとは考えていません。声で家じゅうを動かす同じ仕組みは、ほかの用途の基盤にもなり得るからです。たとえば日常生活の支援(ADL支援)や、スマートホームのさらなる強化です。つまりゲームは、そのなかでもとりわけ人の目に触れやすい「入口のひとつ」なのです。

HSA v0.11 と freeBox の分岐図(ゲーム化/ADL支援/スマートホーム)
HSA v0.11 と freeBox の関係図。ゲーム化は唯一の行き先ではない

freeBox から HSA v0.11 への期待

その前提として、大事な事実があります。freeBox は「誰でも入力用のアプリを作ってつなげられる、オープンなAPI」です。声でも、ボタンでも、センサーでもかまいません。決められた形式さえ守れば、どんな入力アプリでも接続できます。そのため、ゲーム化プロジェクトは、この開かれた入口を前提に構想を組み立てています。

実証第一号としての HSA v0.11

その上で、ゲーム化プロジェクトは HSA を特別な存在と見ています。すなわち、そのオープンなAPIに最初につながった「実証第一号の入力アプリ」です。音声を文字列化して freeBox に渡す ── その一本が現実に通れば、経路が実物として動きます。つまり「入力アプリ → freeBox → ゲーム」という流れが、机上の設計でないと証明されます。だから HSA は、あとに続く入力アプリにとって、最初の生きた実例になります。

その上で、ゲーム体験の側から「HSAがこう育つと面白い」という方向感も挙がりました。繰り返しますが、これは要求仕様ではなく期待です。

  • 言葉を素直に渡してくれる方向。ゲーム側は文字列を自由に解釈します。だから、意味を決めつけず、話者の言葉をそのまま渡してもらえると、作り手の自由度が上がります。
  • 端末やプレイを識別できる方向。端末やセッションが区別できれば、複数人プレイや途中参加のような体験を設計しやすくなります。
  • 入力アプリの「標準形」になる方向。HSA が良い手本になれば、後続の入力アプリも同じ作法で作れます。つまり便利アプリであると同時に、「入力アプリはこう作る」というお手本にも育ってほしい、というわけです。
HSA v0.11 とゲーム化PJの相互期待の図(現段階の期待・方向感)
HSA v0.11 とゲーム化PJが投げ合う相互期待の図

面白いのは、この2つの矢印です。互いのプロジェクトへのインプットそのものになっているからです。つまり、片方の期待が、もう片方の設計のヒントになります。そんな循環が、開かれたエコシステムの内側で起きはじめています。


【動画】声で、部屋が動く ── イメージ

HSAv0.11
HSAv0.11

この短い映像は、目指している体験の”イメージ”です。実際のゲーム画面の録画ではありません。これから一緒に作っていく世界の方向を表しています。


HSA v0.11 を試す・一緒に作る

最後に、この記事を読んで「面白そう」と感じた方への入口をまとめます。

HSA v0.11 を実際に触ってみたい方へ

この記事が世に出るタイミングは、ちょうど HSA v0.11 のリリースにあたります。

  • 入手方法:現在 HSA は、Google Play の クローズドテスト参加リンクから入手できます。しかも無償で参加できます。
  • 動作環境:Android 8.0 以降のスマートフォンまたはタブレットです。音声入力とインターネット接続に対応した端末が必要です。
  • すぐ始められる:インストール直後から、同梱の3種類の基本テンプレートで接続設定を始められます。追加テンプレートは QRコードまたはURLで読み込めます。

なお、いまクローズドテストという形をとっているのは、機能面の制約ではありません。一般公開への切り替え条件(テスター数)に、まだ達していないためです。裏を返せば、あなたの参加が公開を前進させます。ぜひ、最初のテスターの一人になってください。

「一緒に作る側」に興味がある方へ

freeBoxゲームプラットフォーム化は、これから仲間を募る段階です。両チームとも、次のような参加を歓迎しています。

  • ゲーム制作参加:公開された最小限のルールに沿ったゲームプラグインを、一緒に作ってくれる方。
  • デモ出演・協力:告知動画やデモの出演・検証に関わってくれる方。
  • 名称・テーマ提案:プラットフォームやサンプルの名前・題材のアイデア。

参加・相談の窓口

参加・相談の窓口は、hoscm コラボフォームに集約しています。メッセージ欄に用件のキーワードを書き添えてください。たとえば「ゲーム制作参加希望」「デモ出演希望」「名称・テーマ提案」です。詳しい制度は〈hoscm コラボレーションプログラム〉をご覧ください。

(※お手本コードや共通ルールの仕様は、現在整理中です。公開が確定したら、あらためてご案内します。まずはコラボフォームからお声がけください。)


音声アプリの、地味に見えるアップデート。しかし、その内側には確かな一歩が仕込まれていました。「部屋そのものが遊び場になる」という構想への第一歩です。

この一歩から先を、一緒に作っていく仲間を、私たちは探しています。


本記事は、HSA開発プロジェクトおよび freeBoxゲームプラットフォーム化プロジェクトへの取材(2026年7月)に基づいて構成しました。構想・将来像に関する記述は取材時点のものであり、確定した仕様ではありません。freeBox は freeBox OSSプロジェクトチームによるオープンソースの成果であり、hoscm はこれを支援する立場にあります。


関連記事

HSA(hoscm Support Agent)v0.11 操作マニュアル

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freeBox ゲームプラットフォーム化を取材——音声×スマートデバイスで“部屋がゲーム”になる

「声をかけると、部屋がゲームになる」——。hoscm が全面支援する OSS プロジェクト freeBox で、新たに「freeBox ゲームプラットフォーム化」プロジェクトが動き始めました。音声入力(hoscm Support Agent=HSA)と、テレビやスピーカーなど複数のスマートデバイスを組み合わせ、“部屋まるごと”を遊び場にする構想です。

開発主体は freeBox プロジェクトチーム。hoscm はこれを全面的に支援する立場として、プロジェクトのご担当に取材しました。構想を伝える「構想ムービー」も公開されたので、あわせて紹介します(早期段階のため、デモのプレイ提供は順次)。

freeBox ゲームプラットフォーム化 構想ムービー(※本動画はイメージです)

お話を伺ったのは、freeBox ゲームプラットフォーム化プロジェクト 担当(兼 デモゲーム制作)の方です。

きっかけ——「いい土台があるのに、もったいない」

freeBox は hsBox を拡張する“箱”で、プラグインを入れて機能を足していけます。一方の hsBox は、音声を文字列で受け取り(HSA 経由)、動画・ライブ・静止画・音声を任意のスマートデバイスで再生できる——という「マルチ入力 × マルチ出力」の土台をもともと備えていました。

これだけ良い土台があるのに、その上で“体験・ゲーム”をつくるための共通の作法が無かったんです。各自が毎回ゼロから組むしかなくて、第三者も参加しづらい。新しい体感系の体験をつくる最高のキャンバスなのに、もったいない——そこが出発点でした。

何ができるのか——遊び方は自由に設計できる

このプラットフォームは特定の1ゲームではなく、遊び方を自由に設計できる“共通の土台”です。示されている遊び方の例には、次のようなものがあります。

  • 複数プレイヤーを HSA アカウントで識別
  • 音声での早押し(お手付き判定なども自在に設計)
  • 正確さを競うスピード勝負から、じっくり謎解きまで
  • 「これは何?」「この動物は?」といったクイズ

共通の作法さえ守れば、こうした多彩な遊び方を同じ仕組みの上で作れます。

freeBox「ゲームプラットフォーム化」とは——“薄い”標準仕様でつくれるように

ねらいは、重い専用エンジンを配ることではありません。開発の作法を「freeBox ゲームプラットフォーム標準仕様」として定めること。しかも、あえて薄い仕様です。ゲームは freeBox の Plugin として作れ、入出力の“形”だけを定めた薄い標準仕様に沿えば、誰でも同じ作法でゲームを追加できます。中身(言葉の解釈や進行、実装)は自由につくれます。

開発者から見れば、ゲームはいつもの freeBox プラグインとして作れて、Manager UI から1クリックで配れる状態になります。標準仕様・プラグイン開発ガイド・参照実装(デモ)は、freeBox リポジトリで順次公開されていきます。AI アシスタントでひな形を起こす進め方もおすすめとのことです。

デモ「Insite 謎解きデモ(仮称)」——声で遊ぶ、複数デバイス連動

構想を“見て触れる形”で示すためのリファレンスとして、謎解きデモ「Insite 謎解きデモ(仮称)」が制作されています。5ステップ(5シーン)程度。最初に流れる動画で遊び方を説明し、謎を解いて声で答える。手がかりやフィードバックが1台の画面に閉じず、部屋の TV やスピーカーなど複数のデバイスに分かれて出てくるため、声をかけると“部屋そのものが応答する”ような体感が出ます。

具体的なシーンの中身(題材や正解)は現在作り込み中のため、今回は伏せています。デモのプレイ提供は順次となります。完成後は、hsBox ユーザーが Manager UI から手軽に導入できる予定です。

hsBox との関係

freeBox を動かす Loader 自体が hsBox の Module として配られ、hsBox 上では自動で組み込まれ、すぐ動きます。そのため「声で入れて、複数デバイスにメディアで返す」というゲームの土台が、現状そのままそろっているのは hsBox です。すでに手元にある音声入力(HSA)と複数デバイス再生を、そのまま“ゲーム・体験”に使える——これが hsBox ユーザーにとっての利点です。

仕様はあえて薄く、特定の通信方式に依存しない作り(デバイス再生は“アダプタ”として分離)にしてあるため、ほかのプラットフォームへ移植する余地は残されています。ただし、今すぐ他の環境で動くわけではなく、現在は hsBox 上で動作します。hsBox 以外での利用を検討したい場合は、後述の開発コラボフォームよりご相談ください。

ライセンス

本体(freeBox/プラットフォーム)のライセンスは GPL v3 を想定しています。これを使って第三者が制作するゲームのライセンスや配布条件については、個別にご相談ください。価格は縛りません——無償で公開しても、対価を得る形にしても構いません。

いっしょにつくりませんか——3つの参加の入口

プロジェクトはまだ初期段階。だからこそ、いろいろな関わり方を歓迎します。いずれも hoscm コラボフォームhttps://hoscm.com/hsbox/hoscm-collabo/)から、メッセージ欄に下記のキーワードをご記入のうえご応募ください。

  • ゲーム制作に参加する → メッセージ欄に「ゲーム制作参加希望
    freeBox 上でゲームをつくってみたい開発者・クリエイターの方を支援します。標準仕様の文書とデモ(参照実装)をテンプレートとして公開予定。アイデア段階からご相談いただけます。
  • デモに出演・協力する → メッセージ欄に「デモ出演希望
    映像(解説パートや各シーンの手がかり等)に出演・協力してくださる方を募集します。基本は松山近辺での撮影にご参加いただける方を想定していますが、遠方の方はご自身で撮影した映像のご提供でも歓迎。演技経験は不問、声の出演のみも歓迎です。
  • デモの名称・テーマを提案する → メッセージ欄に「名称・テーマ提案
    開発中の謎解きデモ(仮称「Insite 謎解きデモ」)の名称・テーマを募集します。採用された方にはクレジット等で謝意をお伝えします。ひとことのアイデアから歓迎です。

※ 製品購入に関するお問い合わせは、コラボフォームではなく support 窓口へお願いします。

リンクと今後

プレイ可能なデモ、参照実装、標準仕様の全文は、準備が整い次第、順次公開していきます。

これは画面の中だけでなく、“部屋まるごと”を使う、新しい体感系の体験のキャンバスです。作法はわざと最小にしてあるので、ぜひ気軽に飛び込んでほしい。

“部屋がゲームになる”その手応えを、いっしょにつくっていきましょう。

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お知らせ

HSA Ver0.11の方向性とご意見募集——音声で広がるサービス連携の未来

にお届けしたHSA Ver0.10 クローズドテストのご案内から、約2か月が経ちました。テスト参加者の皆さまから貴重なご意見をいただきながら、HSA(hoscm Support Agent)はゆっくりと、しかし着実に育ってきています。

今回はその次のステップとして、HSA Ver0.11で進めたい方向性と、その先のバージョンに向けた検討事項をお伝えします。あわせて、皆さまのご要望・ご意見を募集します。HSAの「使い方の幅」を一緒に広げていただける方、ぜひ最後までお付き合いください。


HSAのいま——音声で動くスマートホームエージェント

HSA(hoscm Support Agent)は、音声で操作できるスマートホーム向けAIエージェントです。Ver0.10ではクローズドテストを開始し、家の中の機器やサービスを「話しかけるだけで動かす」体験を、参加者の皆さまに試していただいています。

テスト期間中にいただいたフィードバックの中には、こんな声が多くありました。

  • 「使い慣れてくると、もっといろんなサービスとつなぎたくなる」
  • 「自分が普段使っているWebサービスを、音声で呼び出せたら便利」
  • 「一つの言葉から、複数のサービスへ同時に指示を出したい」

これらの声に共通しているのは、「もっと自由に、もっと広く、自分のスタイルでつなぎたい」という想いでした。Ver0.11以降の方向性は、まさにこの想いに応えるためのものです。


HSA Ver0.11で実現する強化ポイント

Ver0.11の中核となる強化ポイントは、「音声指定で複数の連携先に対応できるようにする」ことです。これにより、HSAは単なる音声操作ツールから、音声で動くサービス連携プラットフォームへと一歩進化します。

Ver0.11の仕様はほぼ固まっており、現在は実装と検証を進めている段階です。主な強化内容は次のとおりです。

① WebAPI全般への直接対応

文字列入力が可能なWebAPIであれば、HSAから直接呼び出せる仕組みを組み込みます。世の中の多くのWebサービスは、すでにAPIを公開しています。それらを音声経由で動かせるようになれば、活用範囲は一気に広がります。

② IFTTT経由での柔軟な接続

直接APIを叩くだけでなく、IFTTT経由でのサービス接続もサポートします。IFTTTのレシピを使えば、コードを書かなくても多種多様なサービスとつなげられます。「ちょっと試したい」「プログラミングは苦手」という方でも、自分らしい自動化を組み立てられる入口になります。


その先——MCPサーバー対応も視野に

Ver0.11で土台を整えたうえで、その先のバージョンではMCP(Model Context Protocol)サーバーへの対応も検討しています。AI連携の標準として急速に注目を集めているMCPに対応することで、AIアシスタントと連動した、より高度なワークフローを音声から呼び出せるようになります。

WebAPI・IFTTT・MCPという3つの入口を組み合わせることで、HSAは「自分の生活・仕事に合わせて、自由に連携先を選べるプラットフォーム」を目指していきます。MCP対応のタイミングや具体的な仕様は、Ver0.11リリース後の状況とご利用者の声を踏まえて決めていきます。


広がる使い方のイメージ

Ver0.11以降の世界では、たとえばこんな使い方が現実になります。

  • 🗣️ 業務システムへの音声入力:「今日の作業ログを記録」と話せば、自社の業務システムのAPIへ自動でデータが送られる
  • 📊 複数サービスへの一括指示:「会議始めます」の一言で、カレンダー登録・Slack通知・録音開始まで同時に実行
  • 🏠 家事まわりの自動化拡張:「明日のゴミ出し教えて」で自治体APIを叩き、忘れがちな分別情報を音声で案内
  • 🌦️ 状況連動の通知:天気APIや交通情報APIと組み合わせ、「出かける前に確認して」で必要な情報をまとめて読み上げ
  • 🤖 AIアシスタントとの連動:MCP経由で、要約・翻訳・調べものといった作業を音声から起動(その先のバージョンで対応予定)
  • 🛠️ 自分専用のショートカット:IFTTTで作った独自レシピを、音声トリガーで実行

大事なのは、これらが「あらかじめ用意された機能の中から選ぶ」のではなく、「自分が必要なサービスをつないでいける」形になることです。プラットフォームとしての自由度こそが、Ver0.11以降で目指している姿です。


皆さまの声を聞かせてください

Ver0.11の仕様はほぼ固まっていますが、その先のバージョンで何を優先するかは、これからご利用いただく皆さまの声を反映しながら決めていきたいと考えています。MCP対応の具体的な範囲、追加で対応してほしいサービス、ユースケースなど、ぜひお寄せください。

たとえばこんなご意見をお寄せいただけると、開発の参考になります。

  • 音声でつなぎたい具体的なサービス・API名
  • 「こんな使い方ができたら嬉しい」というシーン
  • IFTTT・MCPのうち、どちらを優先してほしいか
  • 業務利用 / 家庭利用、どちらの場面で使いたいか

ご意見は、過去にご案内したアンケートフォームからお寄せください。これまでにいただいた回答とあわせて、今後の開発計画に反映していきます。


HSAを実際に試してみたい方へ

「使い方を考える前に、まずは触ってみたい」——そんな方には、現在実施中のクローズドテストへの参加をご案内しています。

現時点でHSAをご利用いただける方法は、このクローズドテストのみです。通常版のリリース時期は未定ですが、テスト参加者が増えるほど、改善のサイクルが速くなり、リリースも早まります。HSAを一緒に育てていただける方を、引き続き募集しています。

詳細はHSA Ver0.10 クローズドテストのご案内をご覧ください。


音声を入口に、生活と仕事のサービスを自由につないでいく——HSA Ver0.11は、その世界観に向けた次の一歩です。皆さまの声と一緒に、その先の姿を形にしていきたいと考えています。

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