からの更新の方・新しくインストールする方)
対象バージョン: HSA v0.11
クローズドテストについて
HSA は現在、Google Play のクローズドテストとして配布しています。参加方法はクローズドテストのご案内をご覧ください(テスター用 Google グループへの参加が必要です)。
1. HSA とは
HSA(hoscm Support Agent)は、hoscm が提供するシステム全体の利用をサポートするための Android アプリです。音声をはじめとするマルチメディアな操作インターフェイスとして、将来はシステム全体の入り口となることを目指しています。
現在のバージョンでは、その第一歩として、スマートホームや IoT 機器の音声操作を提供します。話した言葉をテキストに変えて、あらかじめ登録した送信先(hsBox や IFTTT などの WebAPI)へ送ります。言葉の解釈やそれに応じた機器の操作は送信先の側が行い、HSA は「声を届ける」役割に徹するシンプルなアプリです。
v0.11 の新機能
v0.10 では送信先は 1 つだけで、URL を直接入力して設定していました。v0.11 では次の点が新しくなりました。
- テンプレートで簡単設定: URL を丸ごと手入力する代わりに、テンプレートを選んで必要な項目(サーバーのアドレスなど)だけを入力すれば送信先を作れます。
- 送信先を複数登録: 送信先を複数登録し、話し始めの「呼びかけ語(プレフィックス)」で使い分けられます。
- QR コードで取り込み: テンプレートは配布 URL の手入力のほか、QR コードの読み取りでも取り込めます。
2. インストール/v0.10 からの更新
新しくインストールする方
- テスター用 Google グループに参加します(参加手順の詳細はクローズドテストのご案内をご覧ください)。
- ご案内ページの手順に沿って、Google Play から HSA をインストールします。
初回起動時は送信先が未登録の状態です。「4. はじめの設定」に進んでください。
v0.10 からの更新の方
Google Play 経由でアプリを更新すると、v0.10 で設定していた送信先 URL は「v0.10 送信先」という名前の送信先として自動的に引き継がれます。更新後も、これまでどおりそのまま音声送信できます。
引き継がれた「v0.10 送信先」について、次の点にご注意ください。
- この送信先は内容の編集ができません(旧形式のまま動作を保証するための仕様です)。
- 送信先の内容を変えたい場合は、テンプレートから新しい送信先を作成し、動作を確認できたら「v0.10 送信先」を削除してください(「5. 送信先の作成・編集」参照)。
3. 画面の全体像
HSA の画面構成は次のとおりです。各設定画面には、下図の設定トップから移動します。
| 画面 | 役割 |
|---|---|
| メイン画面 | 大きなボタンを押して話す、音声送信の画面 |
| 設定トップ | 各設定画面への入口(上図) |
| 送信先設定 | 登録済みの送信先の一覧。追加・編集・削除・有効/無効の切り替え |
| 送信先編集 | 1 つの送信先の内容を編集(テンプレート選択・項目入力・プレフィックス) |
| テンプレートのインポート | テンプレートを URL または QR コードで取り込む。取り込み済みテンプレートの一覧・削除 |
| 送信先リスト | 送信先の「並び」を管理する画面への入口(v0.11 ではリストは 1 つ) |
| リスト編集 | リストに載せる送信先の選択・並べ替え |
| このアプリについて | バージョン情報・オープンソースライセンス表記 |
4. はじめの設定(チュートリアル)
新しい送信先を使えるようにするまでの一連の手順です。大きく「テンプレートを取り込む」→「送信先を作る」→「リストに載せる」→「送信テスト」の 4 ステップです。
ステップ 1: テンプレートを取り込む
- メイン画面 → 設定 → 「テンプレートのインポート」を開きます。
- 取込元 URL を入力します。方法は 2 つあります。
- URL を直接入力: 配布されている URL(例: https://hoscm.com/hsbox/wp-content/uploads/2026/07/pack_1.0.json)を入力欄に入力します。
- QR コードを読み取る: 「QR を読み取る」ボタンを押し、配布されている QR コードにカメラをかざします。読み取った URL が入力欄に自動で入ります(初回はカメラの使用許可を求められます)。
- 「取得して取り込む」を押します。
- 取り込み結果が表示されます。「追加 N 件」と表示されれば成功です。画面下の一覧に、取り込んだテンプレートが表示されます。
ステップ 2: 送信先を作る
- 設定 → 「送信先設定」を開き、「+追加」を押します。
- 送信先編集の画面で、テンプレートをプルダウンから選びます。
- テンプレートが求める項目(サーバーのアドレス、ポート番号、キーなど)を入力します。
- あらかじめ値が入っている項目は、そのままでよければ変更不要です。
- 「空欄=既定値 ○○ を使用」というヒントが出ている項目は、空欄のまま保存するとその既定値が使われます。
- キーなどの秘密情報の項目は入力内容が●●●で隠されます。目のアイコンを押すと表示/非表示を切り替えられます。
- 送信先の名前と、必要に応じて呼びかけ語(プレフィックス)を設定します(プレフィックスの意味は「6. 音声送信の使い方」参照)。
- 「保存」を押します。入力に問題があると項目が赤く表示されるので、修正してから保存してください。
ステップ 3: 送信先をリストに載せる
作った送信先は、リストに載せることで音声送信の対象になります。
- 設定 → 「送信先リスト」を開き、リスト(「通常」)をタップします。
- 「メンバー追加」から「プールから選択」を選び、ステップ 2 で作った送信先を追加します。
- 「保存」を押します。
補足: リスト編集の「メンバー追加 → 新規作成」から送信先の作成に進むこともできます。この場合はステップ 2 と 3 をまとめて行えます。
ステップ 4: 送信テスト
- メイン画面に戻り、大きなボタンを押して話します。
- 送信先からの応答が「OK」なら成功です。それ以外の表示はエラー、または送信先からのデバッグ情報です。
5. 送信先の作成・編集
送信先の一覧(送信先設定)
「送信先設定」画面には、登録済みの送信先が一覧表示されます。
- 各行には、名前・呼びかけ語(または「★既定」の印)・種別・リスト登録の有無(✓登録済/─未登録)が表示されます。
- 行の有効/無効スイッチで、その送信先を一時的に止められます。無効中は目立つアイコンで示されます(リストから外さずに一時停止したいときに便利です)。
- 行のメニュー(⋮)から「設定を編集」「削除」を選べます。
項目入力の考え方(初期値と既定値)
送信先編集の入力項目には、2 種類の「あらかじめ用意された値」があります。
- 初期値: 新規作成時に入力欄へ最初から入っている値。普通の入力値と同じ扱いで、消して書き換えられます。
- 既定値: 「空欄=既定値 ○○ を使用」とヒントが出ている項目で、空欄のまま保存したときに自動的に使われる値。
必須項目を空欄にした場合、既定値があればそれが使われ、既定値がなければ項目が赤く表示され保存できません。
送信先の削除
- 「送信先設定」の行メニュー(⋮)→「削除」で削除します。
- その送信先がリストに載っている場合は、影響のあるリスト名を示す確認が表示されます。削除するとリストからも同時に外れます。
「テンプレート未解決」「版違い」の表示について
送信先の一覧や編集画面に「テンプレート未解決」「版違い」といった印(バッジ)が付くことがあります。これは、その送信先が参照しているテンプレートが手元にない、またはバージョンが異なる状態を示します。
- いずれの場合も送信はそのまま継続できます(設定した内容は送信先の中に保存されているためです)。
- 内容を編集するには、該当テンプレートを再度インポートする必要があります。
- なお「v0.10 送信先」(2 章)は仕様上、常にこの状態であり編集できません。
6. 音声送信の使い方
基本
メイン画面の大きなボタンを押して話すと、認識されたテキストが送信先へ送られます。応答が「OK」なら成功です。
呼びかけ語(プレフィックス)で送信先を使い分ける
送信先が複数あるとき、話し始めの言葉でどの送信先へ送るかが決まります。
- 話し始めがいずれかの送信先の呼びかけ語と一致した場合: その送信先へ送られます。送られるテキストからは呼びかけ語の部分が取り除かれます。
- 例: 呼びかけ語「ゲーム」の送信先がある状態で「ゲーム 開始」と話す → 「開始」がゲーム用の送信先へ送られます。
- 既知の制限: 呼びかけ語の直後に空白が入った場合、送られるテキストの先頭にその空白が 1 つ残ります(上の例では「 開始」が送られます)。多くの送信先では動作に影響しませんが、受信側がテキストを完全一致で判定する場合はご注意ください(次版で改善予定です)。
- どの呼びかけ語とも一致しない場合: 既定の送信先(「★既定」の印が付いた送信先)へ、話した内容がそのまま送られます。
- 既定の送信先がなく、呼びかけ語にも当てはまらない場合は、送信先なしのエラーになります。
送信がエラーになるとき
- 送信先の機器(hsBox など)の電源・ネットワーク接続を確認してください。
- 「送信先設定」で該当の送信先が有効になっているか、「送信先リスト」でリストに載っているかを確認してください。
7. 送信先リスト
「送信先リスト」は、音声送信の対象となる送信先の「並び」を管理する画面です。
- v0.11 ではリストは「通常」の 1 つだけです(複数リストの切り替えは次版で対応予定です。そのため「+リストを追加」は押せません)。
- リストをタップするとリスト編集画面が開き、次の操作ができます。
- メンバー追加(プールから選択): 登録済みの送信先をリストに載せる。
- メンバー追加(新規作成): その場で送信先を新しく作ってリストに載せる。
- 並べ替え・除去: リスト上の並び順の変更、リストからの除去(送信先そのものは削除されません)。
- 既定の送信先(★既定)は、リストの末尾に 1 つだけ置くことをおすすめします。複数置いた場合や末尾以外に置いた場合は警告が表示されます(保存はできます。送信には並びのいちばん後ろの★既定が使われます)。
- 並びによって呼びかけ語が絶対に届かない送信先がある場合は、警告が表示されます。
- 既知の制限: 同じ呼びかけ語を複数の送信先に設定した場合、並びの先にある 1 件だけに送られます。この場合、現在のバージョンでは警告が表示されません(次版で警告を追加予定です)。
8. テンプレートの更新・削除
同じ配布 URL をもう一度取り込んだとき
テンプレートは ID とバージョンで管理され、取り込み時に自動で振り分けられます。
- 手元にない新しいテンプレート → 追加
- 手元より新しいバージョン → 更新(置き換え)
- 手元と同じか古いバージョン → 据え置き(手元を変更しません)
結果は「追加 N 件/更新 M 件/据え置き K 件」のように表示されます。同じ配布物を再度取り込んだ場合は全件「据え置き」となり、これは正常な動作です。
テンプレートの削除
「テンプレートのインポート」画面の一覧で、取り込んだテンプレートを削除できます(行の ⋮ → 削除)。
- アプリに最初から入っているテンプレート(〔同梱〕表示)は削除できません。
- 同梱テンプレートを更新版で上書きしていた場合(〔取込・更新〕表示)、削除すると同梱の元のバージョンに戻ります。
- 削除するテンプレートを使っている送信先があっても、その送信先の送信は引き続き可能です。ただし内容の編集はできなくなります(再度インポートすれば編集できるようになります)。削除時の確認画面でその旨が表示されます。
9. 困ったとき
テンプレートの取り込みでエラーになる
エラー表示に応じて次を確認してください。
| 表示の内容 | 確認すること |
|---|---|
| URL の形式が正しくない | 入力した URL に誤りがないか(http:// または https:// で始まっているか) |
| サーバーが見つからない | URL のサーバー名(ホスト名)に誤りがないか |
| 応答がない(タイムアウト) | 配布サーバーと同じネットワークにつながっているか。Wi-Fi の接続先を確認 |
| 接続が拒否された | URL のポート番号に誤りがないか |
| 通信が途中で切れた | 電波状況を確認し、もう一度お試しください |
| HTTP エラー(番号表示) | URL のパス(ファイル名部分)に誤りがないか。404 はファイルが見つからない状態です |
| 内容を読み取れない(JSON エラー) | URL の指す先がテンプレート配布ファイルかどうか。配布元にご確認ください |
取り込み結果に「拒否」が表示された
取り込んだファイルの中に、このアプリでは扱えないテンプレートが含まれていた場合、そのテンプレートだけが取り込まれず、名前と理由が表示されます(扱えるテンプレートは通常どおり取り込まれます)。
- 「要アプリ更新」と表示された場合: テンプレートがアプリより新しい形式です。Google Play で HSA を最新版に更新してから、もう一度取り込んでください。
- それ以外の理由の場合: 配布ファイル側の問題です。配布元にお知らせください。
QR コードが読み取れない
- HSA が読み取れるのは QR コードのみです(バーコードなど他の形式は読み取れません)。
- カメラの使用を許可しているかご確認ください(Android の設定 → アプリ → HSA → 権限)。
音声送信がエラーになる
「6. 音声送信の使い方」の「送信がエラーになるとき」をご覧ください。
マイクが使えない
Android の設定 → アプリ → HSA → 権限 で、マイクの使用が許可されているかご確認ください。
10. このアプリについて(バージョン確認)
設定 → 「このアプリについて」で、アプリのバージョンを確認できます。
この画面には、本アプリが使用しているオープンソースソフトウェアの一覧とライセンス(Apache License 2.0)も掲載しています。
クローズドテストに関するお問い合わせや不具合のご連絡は、クローズドテストのご案内に記載の方法でお寄せください。その際、この画面に表示されるバージョンをあわせてお知らせいただけると助かります。
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