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hsbox1.3.1リリース 日時指定プッシュやDDNSの動的IP情報の自動更新に対応

2023年5月21日にhoscmは、hsbox1.3.1.0をリリースしました。日時指定で繰り替えしまたは1回のみのプッシュ通知機能を追加しました。これにより指定した任意のYouTube動画やインターネット上のmp3、mp4コンテンツや、家庭内LAN上に置いたコンテンツを、特定の時刻に再生できます。 つまり、 任意の音声や楽曲等でアラーム通知できます。
 また、DDNSを利用している場合、動的に変化するIP情報を更新する必要がありますが、これを自動的に更新する機能を追加しています。

日時指定呼出設定機能

「日時指定呼出設定」タブ → 「新規追加」で、下の設定項目が表示されます。” 操作対象”、”URL”、”パラメータ”、”文面”で設定する項目は「コマンドボタン」機能と同じです。詳細は「コマンドボタン機能」のページを参照してください。呼び出し可能なコンテンツはコマンドボタン機能と同じで、動画(mp4)、音声(mp3)、画像(jpeg)、YouTube動画、任意の文字列で指定した音声を指定できます。
 ”日時指定呼出設定”では、繰り返し実行するか、1回だけ実行するかを選択します。
 ”繰り返し”実行の場合は、日時指定は”*”を使用できます。*はすべての数値の指定の意味です。たとえば毎日午後18:50に実行したい場合は、”*月*日18時50分*曜日”と設定します。”1回”実行の場合は、曜日以外はすべての数値を設定してください。

DDNS 動的IP情報更新の設定機能

DDNS反映機能では、 IP情報を反映するためにアクセスURLを指定します。 指定するのはhttp:// 以降の URLです。
 また、反映するために指定するアカウント、パスワードを指定します。※上の設定場面参照
  この設定を行うとAM2:00からAM5:59の間のランダムで設定した時刻に毎日動的IP反映処理が行われます。

日時指定呼出設定およびDDNS更新設定の削除機能

日時指定呼出設定やDDNS更新設定を行うと、下の画面のとおり「設定一覧」に設定した項目が表示されます。
  設定が未反映で表示されない場合があります。このときは「更新」ボタンを押して、表示を更新してください。表示に時間がかかることがあります。
 各設定を削除したい場合は、右側の「削除」ボタンを押してください。
※hsboxが動作のために使用する設定項目(2項目)もありますが、これらは削除できません。(削除ボタンがグレーアウトされて使用できません)

詳細の強化・修正項目

※1.03.01.00および1.03.01.01では、前回リリース1.03.00.03から以下の変更があります。

hsbox1.03.01.00

hsbox1.03.01.01
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hsbox1.03.01.01(5項目の修正パッチをリリース)

hsbox1.03.01.01は、hsbox1.03.01.00で検出された不具合を修正するパッチです。

 1.03.01.00から1.03.01.01の間の修正項目は以下のとおりです。


修正:(2023410アップグレードの適用可能パッチ一覧に同一の機能パッチ情報が複数表示される。

修正:(2023412日時指定呼出機能 においてCRON設定を行うとスマホ向け画面にコマンドボタンが作成される

修正: (2023414
アップグレードの適用時にID,パスワードを指定しない時 Notice: Undefined variable: が表示される

修正:(2023416パッチ適用でCRON設定がhsbox初期設定に戻る

修正:(2023417
1.03.01.00パッチで、新規追加したシェル類が反映されない。シャットダウンができなくなる。

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hsbox1.03.01.00(4項目の強化のイメージファイルをリリース)

hsbox1.03.01.00は、スマート連携機能の日時指定呼出機能やWiFi接続サポートなど機能強化を含むアップグレードです。

 1.03.00.03から1.03.01.00の間の強化・修正項目は以下のとおりです。

強化:(2023399)スマート連携機能を日時指定で呼び出す機能を追加しました。DDNSサービスの自動更新機能を追加しています。 

強化:(2023397)WiFi環境での運用に対応しました。 QRでのURL表示、 WiFiのコマンド設定機能を追加しました。

強化:(2023413)shシェルへのコマンドPATHを追加しました。フルパスでのコマンド入力が不要になりました。

強化:(2023403)オプションパッチモジュール適用機能をhsbox1.3.1以降向けに強化しました。機能のオプションパッチを利用可能になります。

修正:(2023406)SSD搭載PCでライセンス登録するとライセンスの再登録に失敗する。

※1.03.01.00パッチは問題を検出したためリリースをキャンセルしました。イメージについては問題ありませんのでリリースします。

※既知の問題については制限事項のページを参照してください。

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お知らせ リリース

制限事項

hsboxの最新版で検出済みの問題(既知の問題)を以下のとおり公開します。これらの問題はパッチ等で修正を行う予定です。


・複数のUSBメモリを接続した状態でライセンス登録するとライセンス再登録に失敗する。


・複数のWiFiデバイスを接続すると、WiFi機能を利用できない。


・日時指定呼出設定を行うとスマホ向けページのトップ画面にコマンドボタンが作成される。→ hsbox1.03.01.01で修正済み

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お知らせ リリース

hsbox1.03.00.03 を 外部サイト(Vectorサイト)のライブラリで公開しました

hoscmは、2023年3月29日に1.03.00.03のminiイメージおよびPDF版の説明書をまとめたアーカイブファイルをVectorサイトへ公開しました。

 この公開はhsbox初の外部サイト公開です。

hsbox1.03.00.03のリリース情報はこちらです

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お知らせ システム 機能使用方法

hsboxでのWiFi接続、ネットワーク接続のトラブルシューティング

ここではhsboxでのネットワーク関連のトラブルのパターンとその対策について扱います。

■1. はじめに

このWebページのURLは、hsboxがインターネットに接続できない状態のときQRコード(赤色)でhsboxのコンソールに表示します。このページでは、そのトラブルの原因と対策を示し、問題解消を支援します。

■2.原因・要因

 直接的な問題は、「hsboxからインターネット上サーバに向けたpingへの応答がない。」ことです。 ルータなどのネットワーク機器が原因のこともあります。まず、他の機器からインターネットへのアクセスができているか確認してください。家庭内LAN上の他の機器がインターネットにアクセスできている場合は、hsboxが家庭内LANに接続できていません。以降は、hsboxが家庭内LANに接続できていない問題を扱います。

●2.1. 有線LANでご利用の場合
物理的な原因:
・hsboxが動作するPCと家庭内LANが接続できていない。
 A)LANケーブルが抜けている、抜けかかっている。
 B)LANケーブルの接触不良。
 C)LANケーブルの種類を間違えている(クロスケーブルとストレートケーブルなど)。
ネットワークシステム的な要因:
 D)DHCPが起動していない。
 E)複数のDHCPが起動している。 

 
●2.2. WiFi環境でご利用の場合
  WiFiでネットワークに接続できていません。
初めてhsboxを利用される場合は、WiFiの設定が必要です。

●2.3. 一時的に赤色QRコードが表示される場合
起動の過程で一時的に赤色QRコードが表示されることがありますが、これはネットワーク関連の準備が完了する前に、インターネット接続確認を行ったことによるものです。十数秒で赤色QRコード場消える場合は問題ありません。
  通常運用中に赤色QRコードが一時的に表示される場合は、一時的にネットワーク接続が切れている可能性があります。頻繁に発生する場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。ネットワークの管理者等にご相談ください。

■3.原因の確認、切り分け

●3.1.LANケーブル接続
LANケーブルのコネクタ部のLEDが点灯・点滅していなければ、A)~C)のいずれかが原因であることが濃厚です。

LANケーブルを抜き差しして、カチッと音がするところまで押し込んでください。
 それでも、LEDが点灯・点滅しない場合は、C)の可能性があります。そのほかのパターンとして「ネットワーク機器の電源が入っていないか故障している」、「LANケーブルが断線している」、も考えられます。

●3.2.WiFi接続
 始めて利用するWiFiの場合など、設定をしていないときは接続できません。一度設定済みの場合は、WiFiルータの設定が変わったなどが考えられます。
hsbox1.03.01以降は wifiコマンドなどで状況を確認できます。hsbox1.03.00.03以前はGUIモードに切り替えて確認してください。

 ●3.2.1. hsbox1.03.01以降

 URLの赤のQRコード

— hsbox cannot reach to the internet. —
ubuntu login:

と表示されたら、

ubuntu login:ubuntu

と入力後に「Enter」を押下し、Ubuntuにログインします。

ubuntu@ubuntu:~$

と表示されることを確認します。

ubuntu@ubuntu:~$ /home/hsbox/sh/wifi.sh 

と入力後に「Enter」を押下し、Wi-Fiの設定を確認します。

ubuntu@ubuntu:~$ /home/hsbox/sh/wifi.sh 
----------------------------
--- WiFi Setting       ---
----------------------------
Usage:
/home/hsbox/sh/wifi.sh <SSID>  <PASSWORD>
/home/hsbox/sh/wifi.sh <SSID>  DEL

WiFi Status:
DEVICE          TYPE      STATE     CONNECTION
enp1s0          ethernet  接続済み  有線接続 1
wlp2s0          wifi      切断済み  --
p2p-dev-wlp2s0  wifi-p2p  切断済み  --
lo              loopback  管理無し  --


Avarable SSID:
IN-USE  BSSID              SSID            MODE        
        FA:8F:CA:XX:XX:XX  --             インフラ    6     
        00:90:FE:XX:XX:XX  elecom2g-XXXX  インフラ    1    
        80:22:A7:XX:XX:XX  DE587XXXXXXXX  インフラ    1

日本語部分が文字化けして読めない場合は次のようにLANG=Cを前に追加して実行してください

ubuntu@ubuntu:~$ LANG=C  /home/hsbox/sh/wifi.sh 

 「WiFi Status:」の”TYPE”欄が wifiのものが、WiFi接続の状態です。 ”接続済み”になっていれば、WiFi接続できています。”切断済み”であれば、WiFi設定を行い接続しください。
「Avarable SSID:」に利用可能なWiFiのSSIDが表示されます。



●3.2.2. hsbox1.03.00.03以前
有線LAN環境と同じ手順で、起動します。

hssの Q&Aも参考にしてください。

起動にある程度時間がかかります。

左上に 「hsbox login:」と表示されるまで待ちます。

1.左上にhsboxの表示が出るまで待ちます
  プロンプトがhsboxになったら Ubuntuにログインします
  アカウント ubuntu パスワード なし

2. GUIモードに変更します
sudo systemctl isolate graphical.target

3.GUIモードが起動するのを待ちます。 ちょっと時間がかかります

 左下の「アプリケーション」を選択します(3x3の点のマーク)

4. 「設定」を選択します  (歯車のマーク 右側にあります)

5. 設定で WiFiを選択します。

6. 自分が使用するWiFiを選択し、 セキュリティパスワードを設定ます。
   WiFiで接続します。

7. 少し時間がたつと、 CUIモードに変わり、QRコードが表示されます。

8. QRコードか、表示されたURLにアクセスするとhsboxが使えるようになり、有線LANを接続して起動したのと同じ状態になります。

※この状態、WiFiだけの接続で、hsboxのライセンス登録ができること確認済みです

■4.対策

●4.1.LANケーブル接続
A)~B) LANケーブルを接続・抜き挿しし、LEDが点灯・点滅していることを確認して、hsboxを再起動してください。
C)LANケーブルを交換(ストレートケーブル)し、LEDが点灯・点滅していることを確認して、hsboxを再起動してください。

電源ボタンを押してシャットダウンするか、 3.2.2.および4.2.2記載の手順でシャットダウンして、hsboxを起動します。


●4.2.WiFi接続
 ●4.2.1. hsbox1.03.01以降の場合
①上記の手順で、WiFiコマンドを次のように実行します

ubuntu@ubuntu:~$ /home/hsbox/sh/wifi.sh (Wi-FiのSSID) (Wi-Fiのパスワード)

と入力後に「Enter」を押下し、Wi-Fiの設定を完了します。

②URL及びQRコード表示

①のWi-Fi設定後、hsboxトップメニューのURL及びQRコードが表示されます。

※URL及びQRコードが表示されない場合、

ubuntu@ubuntu:~$ sudo shutdown -h now

と入力後に「Enter」を押下し、シャットダウン、再起動してください。

●4.2.2. hsbox1.03.00.03以前の場合
  3.2.2.記載の手順で設定してください

■5.補足、解説

③hsboxトップメニュー表示

表示されているURLにアクセスまたはQRコードをスキャンすると、hsboxトップメニューが表示され、有線LAN接続時と同様に使用可能になります。

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hsbox1.03.00.03(3項目の強化・修正のパッチをリリース)

1.03.00.03は、hsbox1.03.00.02までに検出された問題の修正リリースです。

 1.03.00.02から1.03.00.03の間の強化・修正項目は以下のとおりです。

強化:スマート連携機能のデフォルトグループ設定機能を追加しました。

修正:miniイメージでのUbuntuファイル読み込み時のスクリプトメッセージ改善、処理進捗を示すメッセージを追加しました。終了時の一時停止しない問題を解消しました。

修正:アップデート適用結果情報に、初期状態で 「エラーコード : inflating」が表示される

更新:年表示を2022から2023に変更しました

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hsbox1.03.00.02(2項目の修正のパッチをリリース)

1.03.00.02は、hsbox1.03.00.01で検出された問題の修正リリースです。 パッチ適用に関連する修正を含んでいます。このため、1.03.00.01以前の環境に、1.03.00.02より後の修正パッチを適用するには一度1.03.00.02のパッチを適用する必要があります。

 1.03.00.01から1.03.00.02の間の修正項目は以下のとおりです。

修正:miniイメージで作成した環境でスクリプトを実行したとき、実行完了時に一時停止せずにスクリプトが終了し、運動が消える。  USBイメージの構築→詳細手順

この修正は次回のminiイメージリリースのタイミングで反映されます。リリースまでは1.03.00.01の既知問題として情報を公開します。

修正:Ubuntu22.04でOS仕様の変更に伴いパッチ適用可能バージョンチェックを修正

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hsbox1.03.00.01(1項目の修正と1項目の改善・強化パッチのリリース)

1.03.00.01は、hsbox1.03.00.00で検出された問題の修正リリースですが、 主なリリースの目的は4GBまで肥大化したリリースイメージを縮小する試行検討です。

 実験的リリースは最初に開発者を対象に行いますが、今回のリリースは実装自体の強化・変更がないため一般向けと同時に公開します。1.03.00.00から1.03.00.01の間の強化および修正項目は以下のとおりです。

強化変更:リリースイメージの縮小(ダウンロードイメージサイズを約4GBから654MBへ84%削減 )。ベースOS Ubuntu22.04を別途ダウンロードしてUSBイメージを構築します。→詳細手順


既知の問題の修正
コンソールのQRコード表示を無効化した際に表示されるhsboxのバージョンが1.1となっている(表示のみの問題)


hsboxイメージファイルのダウンロードと確認手順

■hsBox 1.3  1.03.00.01 USB起動Linuxツール ダウンロードminiイメージ版 (サイズ 654MB)


ダウンロード後、ファイル名が hsbox_B0281mini.imz であることを確認してください。異なっている場合はファイル名を変更してください。

hsboxイメージファイルが壊れていないかUSBメモリに書き込む前に確認します。
Windowsのコマンドプロンプトで次のようにcertutilコマンドを実行します。ハッシュ値が下記の値と一致していること確認してください。

certutil -hashfile hsbox_B0281mini.imz MD5

MD5 ハッシュ (対象 hsbox_B0281mini.imz):

6a9a6ef5f49bef2c2d3ce885a6234296

CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。

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お知らせ リリース

hsbox1.03.00.00リリース(OSバージョンアップ初版リリース)

1.03.00.00は、hsbox1.01.04.01および1.02.00.00をベースに、利用OSをUbuntu22.04に更新した最初のバージョンです。このイメージはベースOS更新に伴いオプションモジュールへの影響を検証することを目的としたリリースで、開発者向けにリリースします。
1.02.00.00から1.03.00.00の間の強化および修正項目は以下のとおりです。

変更:ベースOSをUbuntu21.10からUbuntu22.04に更新しました。

変更:スマートデバイス制御用のライブラリを更新しました。このため、一部の内部仕様を見直しています。内部仕様を利用しているオプションモジュールに影響があります。オプションモジュール開発者は動作確認をしてください。

1.01.04.01からの更新内容は次のページも参照してください。
ベースOSUbuntu20.04からUbuntu21.10への更新に伴い変更した内容は公開した情報を参照してください。


既知の問題:
コンソールのQRコード表示を無効化した際に表示されるhsboxのバージョンが1.1となっている(表示のみの問題)

 OS(Ubuntu)に起因する既知問題はUbuntuのサイトページを参照してください。