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お知らせ

HSA Ver0.11の方向性とご意見募集——音声で広がるサービス連携の未来

にお届けしたHSA Ver0.10 クローズドテストのご案内から、約2か月が経ちました。テスト参加者の皆さまから貴重なご意見をいただきながら、HSA(hoscm Support Agent)はゆっくりと、しかし着実に育ってきています。

今回はその次のステップとして、HSA Ver0.11で進めたい方向性と、その先のバージョンに向けた検討事項をお伝えします。あわせて、皆さまのご要望・ご意見を募集します。HSAの「使い方の幅」を一緒に広げていただける方、ぜひ最後までお付き合いください。


HSAのいま——音声で動くスマートホームエージェント

HSA(hoscm Support Agent)は、音声で操作できるスマートホーム向けAIエージェントです。Ver0.10ではクローズドテストを開始し、家の中の機器やサービスを「話しかけるだけで動かす」体験を、参加者の皆さまに試していただいています。

テスト期間中にいただいたフィードバックの中には、こんな声が多くありました。

  • 「使い慣れてくると、もっといろんなサービスとつなぎたくなる」
  • 「自分が普段使っているWebサービスを、音声で呼び出せたら便利」
  • 「一つの言葉から、複数のサービスへ同時に指示を出したい」

これらの声に共通しているのは、「もっと自由に、もっと広く、自分のスタイルでつなぎたい」という想いでした。Ver0.11以降の方向性は、まさにこの想いに応えるためのものです。


HSA Ver0.11で実現する強化ポイント

Ver0.11の中核となる強化ポイントは、「音声指定で複数の連携先に対応できるようにする」ことです。これにより、HSAは単なる音声操作ツールから、音声で動くサービス連携プラットフォームへと一歩進化します。

Ver0.11の仕様はほぼ固まっており、現在は実装と検証を進めている段階です。主な強化内容は次のとおりです。

① WebAPI全般への直接対応

文字列入力が可能なWebAPIであれば、HSAから直接呼び出せる仕組みを組み込みます。世の中の多くのWebサービスは、すでにAPIを公開しています。それらを音声経由で動かせるようになれば、活用範囲は一気に広がります。

② IFTTT経由での柔軟な接続

直接APIを叩くだけでなく、IFTTT経由でのサービス接続もサポートします。IFTTTのレシピを使えば、コードを書かなくても多種多様なサービスとつなげられます。「ちょっと試したい」「プログラミングは苦手」という方でも、自分らしい自動化を組み立てられる入口になります。


その先——MCPサーバー対応も視野に

Ver0.11で土台を整えたうえで、その先のバージョンではMCP(Model Context Protocol)サーバーへの対応も検討しています。AI連携の標準として急速に注目を集めているMCPに対応することで、AIアシスタントと連動した、より高度なワークフローを音声から呼び出せるようになります。

WebAPI・IFTTT・MCPという3つの入口を組み合わせることで、HSAは「自分の生活・仕事に合わせて、自由に連携先を選べるプラットフォーム」を目指していきます。MCP対応のタイミングや具体的な仕様は、Ver0.11リリース後の状況とご利用者の声を踏まえて決めていきます。


広がる使い方のイメージ

Ver0.11以降の世界では、たとえばこんな使い方が現実になります。

  • 🗣️ 業務システムへの音声入力:「今日の作業ログを記録」と話せば、自社の業務システムのAPIへ自動でデータが送られる
  • 📊 複数サービスへの一括指示:「会議始めます」の一言で、カレンダー登録・Slack通知・録音開始まで同時に実行
  • 🏠 家事まわりの自動化拡張:「明日のゴミ出し教えて」で自治体APIを叩き、忘れがちな分別情報を音声で案内
  • 🌦️ 状況連動の通知:天気APIや交通情報APIと組み合わせ、「出かける前に確認して」で必要な情報をまとめて読み上げ
  • 🤖 AIアシスタントとの連動:MCP経由で、要約・翻訳・調べものといった作業を音声から起動(その先のバージョンで対応予定)
  • 🛠️ 自分専用のショートカット:IFTTTで作った独自レシピを、音声トリガーで実行

大事なのは、これらが「あらかじめ用意された機能の中から選ぶ」のではなく、「自分が必要なサービスをつないでいける」形になることです。プラットフォームとしての自由度こそが、Ver0.11以降で目指している姿です。


皆さまの声を聞かせてください

Ver0.11の仕様はほぼ固まっていますが、その先のバージョンで何を優先するかは、これからご利用いただく皆さまの声を反映しながら決めていきたいと考えています。MCP対応の具体的な範囲、追加で対応してほしいサービス、ユースケースなど、ぜひお寄せください。

たとえばこんなご意見をお寄せいただけると、開発の参考になります。

  • 音声でつなぎたい具体的なサービス・API名
  • 「こんな使い方ができたら嬉しい」というシーン
  • IFTTT・MCPのうち、どちらを優先してほしいか
  • 業務利用 / 家庭利用、どちらの場面で使いたいか

ご意見は、過去にご案内したアンケートフォームからお寄せください。これまでにいただいた回答とあわせて、今後の開発計画に反映していきます。


HSAを実際に試してみたい方へ

「使い方を考える前に、まずは触ってみたい」——そんな方には、現在実施中のクローズドテストへの参加をご案内しています。

現時点でHSAをご利用いただける方法は、このクローズドテストのみです。通常版のリリース時期は未定ですが、テスト参加者が増えるほど、改善のサイクルが速くなり、リリースも早まります。HSAを一緒に育てていただける方を、引き続き募集しています。

詳細はHSA Ver0.10 クローズドテストのご案内をご覧ください。


音声を入口に、生活と仕事のサービスを自由につないでいく——HSA Ver0.11は、その世界観に向けた次の一歩です。皆さまの声と一緒に、その先の姿を形にしていきたいと考えています。

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お知らせ システム リリース 機能使用方法

hsBox1.4、開発進行中。— ボタン1つで、freeBoxが手元に


freeBoxを公開してから、約2週間。

「次のリリース予定」について、お知らせします。

現在、 hsBox1.4 の開発が進んでいます。着手は 2026年4月25日。ベースOSの入れ替えという、地味で、でも避けて通れない作業から始まりました。

今日はその進捗と、hsBox1.4で何が変わるのかをお伝えします。


1. なぜ今、hsBox1.4 なのか

5月初旬、freeBoxをオープンに公開しました。

「プラグイン一つで、家を動かせる時代へ」——そのための仕組みは、確かに動き始めています。

ですが、正直に言うと、ひとつ宿題が残っていました。

既存のhsBoxユーザーが、freeBoxを”すぐに試せる”状態ではなかったということです。

  • freeBoxはオープンに公開した
  • でも、hsBoxとの組み合わせ方が明確ではなかった
  • hsBoxユーザーが「freeBoxを始める」までの距離がまだ遠かった

その距離を埋めるのが、hsBox1.4です。

hsBox1.4概要
hsBox1.4概要

2. hsBox1.4 で変わる3つのこと

2-1. ボタン1つで、freeBoxが手元に

hsBox1.4 では、管理画面に 「freeBox」タブ が追加されます。

そこにある 「freeBox Loaderモジュール 追加インストール/アップデート」 ボタンを1つ押すだけで、GitHubから最新版のfreeBoxが自動的にダウンロードされ、組み込まれます。

[画像挿入:添付の管理画面スクリーンショット(赤注釈つき)]

「同梱」ではなく「ボタン1つで取得」を選んだ理由は明確で——常に最新版を使えるほうが価値が高いからです。

アップデートも同じボタンで完了します。同梱以上の効果がある、と私たちは考えています。

freeBox組み込み方法
freeBox組み込み方法

2-2. hsBoxライセンスなしでも、freeBoxが使える

これが、hsBox1.3 との大きな違いです。

これまでは、freeBoxを組み込むためにhsBoxのライセンスが必要でした。

hsBox1.4 では、ライセンス未登録の状態でも、freeBoxを組み込んで動かせます

「まずfreeBoxを試してみたい」「hsBoxを使うかどうか、検討中だ」——そんな方にも、freeBoxの世界を体験していただける入り口を用意しました。

5月13日に開始したプラグイン開発者向けコラボ募集にご興味をお持ちの事業者の方にも、これでfreeBoxの動作環境を手軽に整えていただけます。

hsBox1.4とfreeBox
hsBox1.4とfreeBox

2-3. ベースOSが Ubuntu 26 へ

hsBox1.4 では、ベースOSを Ubuntu 22 から Ubuntu 26 に更新します。

LTSサポートの観点から、必須の対応です。読者の皆さんにとっては「裏方の更新」ですが、長期的に安心して使い続けていただくための土台づくりとして、避けては通れない作業です。


3. この1ヶ月、何をしていたか

着手から、4週間。

表からは見えない、地味な作業の積み重ねがありました。「ベースOSを入れ替える」という一言の裏側で、実際に何が起きているのか——少しだけ覗いていただきます。

  • PHP 7.3 → 8.5 への対応
  • hostapd 2.6 → 2.10 への更新
  • pytube3 → pytube への切り替え
  • RTC(ハードウェア時計)を ローカルタイム → UTC に変更(タイムスタンプ周りに影響あり)
  • graphicsmagick系パッケージの差し替え
  • persistence パーティション構成の見直し

このほか、セキュリティ関連の更新が多数あります(数が多いため、ここでは割愛します)。

ビルドとテストを繰り返し、問題が出るたびに対処する——

地味ですが、これが「土台を入れ替える」ということです。引き続き、安定動作まで詰めていきます。


4. この設計に込めた考え

hsBox1.4 の設計には、明確な意図があります。

なぜ “同梱” ではなく “ボタン1つで取得” なのか

同梱してしまうと、hsBoxのリリースサイクルとfreeBoxのリリースサイクルが結びついてしまいます。それは、両者の進化を遅らせる選択です。

「ボタン1つでGitHubから取得」という方式なら、freeBoxは独立して進化でき、hsBoxユーザーはいつでも最新のfreeBoxを手にできます。

なぜ ライセンスフリー なのか

freeBoxはオープンに公開した仕組みです。それを試す入り口に、hsBoxのライセンスという障壁を残しておくのは、私たちの「オープンに広げたい」という意図と矛盾します。

freeBoxエコシステムへの参加障壁を、できるだけ下げる——この方針を、hsBox1.4 で実装しました。


5. リリースに向けて

hsBox1.4 のリリースは、5月末を目処に準備を進めています。ビルドとテストを継続しながら、安定動作を確認できた段階でリリースします。

進捗は随時、X公式アカウントおよび こちらでお知らせします。


6. それぞれへのメッセージ

既存の hsBox ユーザーへ

hsBox1.4 へのアップデートで、お手元の環境がfreeBoxに対応します。難しい設定は不要、ボタン1つで始められます。

freeBox に興味があった方へ

「hsBoxは持っていないけど、freeBoxは試してみたい」——hsBox1.4 なら、それが可能です。ライセンス登録なしでfreeBoxを動かせます。

5/13 のコラボ募集にご関心をお持ちの事業者の方へ

プラグイン開発の動作確認環境として、hsBox1.4 + freeBox の組み合わせをご活用いただけます。動作環境の準備にかかる手間を、ぐっと減らしました。


関連リンク


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お知らせ リリース

「hoscm コラボレーションプログラム」公開のお知らせ —— freeBox サードパーティ開発をオープンに

本日、hoscm はサードパーティとの協業形態を体系化した制度文書「hoscm コラボレーションプログラム Rev.1.0」を公開しました。初版(Rev.1.0)の対象は freeBox です。あわせて、freeBox Loader v1.0.2 として、サードパーティ Plugin 開発者向けドキュメント5本の大規模改訂もリリース済みです。

本記事では、コラボレーションプログラムの主要なポイントをご紹介します。詳細は記事末尾よりプログラム仕様書(PDF)をご参照ください。


公開の背景

freeBox はオープン仕様を基本とする freeBox Loader を中核とし、サードパーティによる Plugin 開発・連携機能の実装を歓迎してきました。一方で、これまでは協業形態や参加条件を制度として明文化しておらず、参加意思のある開発者・事業者に対して、参加方法や役割分担、知的財産の取扱いなどを十分に提示できていませんでした。

近年、海外を中心に hoscm への提携・売り込みの問い合わせが増加していること、また freeBox エコシステムの拡大を健全に進めていく必要があることから、参加者にとって透明かつ予見可能な参加条件を提供する制度として、本プログラムを整備しました。

本プログラムは初版において freeBox を対象としますが、将来的には hoscm が扱う他の製品およびサービスへも順次拡張する予定です。


プログラムの概要

5つのコラボレーションパターン

freeBox に関するコラボレーションは、hoscm の関与度に応じて次の5つのパターンに分類されます。

区分内容hoscm の関与費用
提供元単独実装公開仕様に基づき、参加者が単独で実装なし無料
技術情報提供個別の技術情報を提供し、参加者が実装情報提供有償サポート
技術支援設計・実装支援を提供し、参加者が実装設計・実装支援有償技術支援
共同開発双方向の機能強化を伴う開発双方向個別見積
受託開発個別仕様の hoscm による実装hoscm が実装業務委託

参加者は自社の体制や目的に応じて、いずれのパターンも選択できます。「受託開発」は厳密にはコラボレーションではなく業務委託に該当しますが、参加者からの問い合わせ範囲の明確化を目的として明示しています。

collaboration_matrix_diagram
collaboration_matrix_diagram

プラグイン公開ステータスは独立した軸

実装結果として公開されるプラグインの公開ステータス(public/restricted/private)は、いずれのコラボパターンであっても適用される独立した軸として扱います。これは freeBox Loader が現に認識する状態と一致します。

  • public:動作確認済みプラグイン(公開済み)
  • restricted:限定公開
  • private:非公開・ローカル

将来的には、hoscm 公式提供を示す official ステータスや、提供を終了した archived ステータスの追加も検討しています。


主要な方針

オープン仕様と GPLv3

freeBox プロジェクトで提供されるコードは、原則として GNU General Public License v3.0(GPLv3)の下で提供されます。参加者が公開するプラグインについても、原則として GPLv3 の採用を推奨します。

NDA は原則不要

freeBox はオープン仕様を基本としているため、原則として NDA(秘密保持契約)の締結は不要です。ただし、hsBox の内部情報や非公開仕様が含まれる場合、未公開の脆弱性情報を共有する場合などは、必要に応じて NDA を締結します。

参加費は無料

本プログラムへの参加自体は無料です。Web フォームによる申請、公開仕様の利用、GitHub リポジトリの参照、公式ドキュメントの利用、プラグインの公開申請までを無料の範囲とします。技術相談・実装支援・受託開発などの個別支援は、内容に応じた個別見積で対応します。

利用者ファースト・運用コスト最小化

審査プロセスは「利用者ファースト」と「運用コストの最小化」を両立する方針で設計しています。プラグインの公開ステータスに応じて必要な審査範囲を変え、private 利用は審査不要、restricted は書類審査+セルフテストログ提出、public はサンドボックス評価+実機検証+複数ユーザーによる評価結果に基づく総合判断とします。

ブランド・ロゴの利用についても、本ガイドラインに従う場合に限り事前申請なく使用できる「事後是正型」とすることで、参加者および hoscm 双方の運用負荷を軽減します。


あわせて:freeBox Loader v1.0.2 のドキュメント改訂

本プログラムの公開と並行して、サードパーティ Plugin 開発者の足場を整えるべく、freeBox Loader v1.0.2 でドキュメント5本(ビルドツールガイド/モジュール開発ガイド/Plugin 開発ガイド/保守ガイド/run.sh ガイド)の大規模改訂をリリース済みです。

主な改訂ポイントは以下の通りです。

  • 予約コンテキスト(/loader/api/status/manager など)の明文化
  • run.sh の役割・必須性をモジュール毎に整理
  • ビルドコマンド・API 仕様の精度向上
  • ドキュメント間の参照リンク整備
  • 開発内部用語の除去(公開ドキュメント化)

v1.0.2 はドキュメント更新のみのリリースで、実装に変更はありません。v1.0.1 と完全に後方互換のため、既存ユーザーは入れ替え不要です。これから freeBox Plugin の開発を検討される方には、最新ドキュメントが格段に読みやすくなっています。


参加方法と関連リンク

本プログラムへの参加申請は、既設の Web フォームよりお受けします。

技術的な詳細をご確認いただくには、以下をご参照ください。

ご質問・ご相談は hoscm 公式 Web サイトのお問い合わせフォームよりお寄せください。


今後について

本プログラムは初版(Rev.1.0)として freeBox を対象に開始しますが、市場動向および参加者からの要望に基づき、対象範囲・優先順位を順次見直していきます。本プログラムを通じて、freeBox エコシステムを参加者の皆様とともに育てていけることを楽しみにしています。

引き続き、freeBox および hoscm の各プロダクトをよろしくお願いいたします。


コラボプログラムPDFダウンロード

hoscm コラボレーションプログラム.pdf


freeBox / hsBox に関するお問い合わせ・ご意見は お問い合わせページ からお寄せください。

関連記事:

freeBox Loader 開発の舞台裏(4/22)
freeBox Loader で、スマートホーム連携はここが変わる(4/15)

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お知らせ システム リリース

スマートホームを、自由に。freeBox 1.0.0 リリース——ローカルファースト×プラグイン拡張のオープン基盤、始動。

スマートホームは進化している。でも、「自分が作ったデバイスを繋ぎたい」「このカメラに独自の処理を入れたい」「既存のシステムと連携するプラグインを作りたい」——そう思ったとき、既存のプラットフォームはどれも壁になる。

それらの仕様は非公開。APIは制限付き。クラウド経由でないと動かない。

freeBoxは、その壁をなくすために作りました。

プラグインを作れば、それがそのままスマートホームの新しい機能になる。あなたのアイデアが、基盤そのものを育てていく——そういう仕組みです。


freeBoxとは何か

freeBoxは、それ自体がオープンな、スマートホーム向けプラグイン基盤です。

特定メーカーのエコシステムに依存せず、クラウドに縛られず、仕様を公開した状態で誰でも実装・参加・拡張できる。各機能はローカル環境での動作を基本としており、用途に応じてクラウド連携も活用できる設計です。プラグインを追加するだけで機能を自由にデザインできます。

今回、そのコアとなる仕組みをfreeBox 1.0.0としてオープンソース公開しました。

👉 GitHub: https://github.com/hoscm/freebox


3つの設計コンセプト

① ローカルファースト——各機能はローカルで動く

freeBoxの各機能はローカル環境での動作を基本に設計されています。ローカルに閉じた運用も可能であり、必要に応じてクラウド連携も選択できます。クラウドへの依存を強制しない設計が、安定性とプライバシー保護の両方を支えています。

② オープン——仕様を公開、誰でも参加できる

仕様を公開し、実装を誰でも確認・改変・貢献できます。「使う側」だけでなく、「作る側」にも完全に開かれた基盤です。atomcam2対応モジュールをサンプルとして収録しており、すぐに動く実装例として参照できます。

③ プラグインエコシステム——1つの実装が、全体を豊かにする

freeBoxのLoaderは、プラグイン方式で機能を拡張する仕組みです。あなたが作ったプラグイン1つが、世界中のfreeBoxユーザーが使える機能になる。対応デバイスが増えるほど、エコシステム全体が育っていく——そういう構造を意図して設計しています。


AI×ハイスキルアーキテクトによる協働開発

freeBox 1.0.0の全実装は、Claude AI(Sonnet 4.6およびOpus 4.7)が担っています。設計・コーディング・ドキュメント整備にいたるまで、AIが実装の主体です。

そこに、10年以上にわたり大規模システム開発にテックリードマネージャーとして携わってきたハイスキルなシステムアーキテクトが監修・レビューを行いました。

AIの実装力と、人間の設計眼。その協働が、freeBox 1.0.0です。


freeBoxで実現できること

  • 監視カメラの映像をローカルで処理し、クラウドに依存せず通知・録画(atomcam2モジュールで実装済み)
  • 自作IoTデバイスをプラグインとして接続し、既存システムと柔軟に連携
  • 複数デバイスをまたいだ自動化ルールを、オープンな基盤の上で自由に設計
  • プラグインを公開・共有することで、コミュニティの共有資産として積み上げる

これはまだ1.0.0です。でも、基盤はできました。


コラボ募集について

現在、情報発信コラボを募集しています。freeBox・スマートホーム・OSS開発に関心のある方、一緒に発信していきませんか。

来週(5/13)は、プラグイン開発者・サードパーティ向けコラボ募集の詳細を公開予定です。「このデバイスに対応させたい」「プラグインを作ってビジネスに繋げたい」という方も、ぜひ次回の投稿をお待ちください。


さいごに

これまで、スマートホーム市場は各社の囲い込みによって分断されてきました。ローカル環境で動く、真にオープンな基盤は存在しなかった。

freeBoxは、それを初めて実現しようとしています。

コードを書ける開発者も、プラグインでビジネスを広げたいサードパーティも、発信で貢献したい方も——関わり方は一つじゃない。この基盤を、一緒に育てていきませんか。

👉 https://github.com/hoscm/freebox


関連記事:

AIはどこへ向かうのか(4/29)
freeBox Loader 開発の舞台裏(4/22)
freeBox Loader 開発進行状況(4/8)

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