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freeBox ゲームプラットフォーム化を取材——音声×スマートデバイスで“部屋がゲーム”になる

「声をかけると、部屋がゲームになる」——。hoscm が全面支援する OSS プロジェクト freeBox で、新たに「freeBox ゲームプラットフォーム化」プロジェクトが動き始めました。音声入力(hoscm Support Agent=HSA)と、テレビやスピーカーなど複数のスマートデバイスを組み合わせ、“部屋まるごと”を遊び場にする構想です。

開発主体は freeBox プロジェクトチーム。hoscm はこれを全面的に支援する立場として、プロジェクトのご担当に取材しました。構想を伝える「構想ムービー」も公開されたので、あわせて紹介します(早期段階のため、デモのプレイ提供は順次)。

freeBox ゲームプラットフォーム化 構想ムービー(※本動画はイメージです)

お話を伺ったのは、freeBox ゲームプラットフォーム化プロジェクト 担当(兼 デモゲーム制作)の方です。

きっかけ——「いい土台があるのに、もったいない」

freeBox は hsBox を拡張する“箱”で、プラグインを入れて機能を足していけます。一方の hsBox は、音声を文字列で受け取り(HSA 経由)、動画・ライブ・静止画・音声を任意のスマートデバイスで再生できる——という「マルチ入力 × マルチ出力」の土台をもともと備えていました。

これだけ良い土台があるのに、その上で“体験・ゲーム”をつくるための共通の作法が無かったんです。各自が毎回ゼロから組むしかなくて、第三者も参加しづらい。新しい体感系の体験をつくる最高のキャンバスなのに、もったいない——そこが出発点でした。

何ができるのか——遊び方は自由に設計できる

このプラットフォームは特定の1ゲームではなく、遊び方を自由に設計できる“共通の土台”です。示されている遊び方の例には、次のようなものがあります。

  • 複数プレイヤーを HSA アカウントで識別
  • 音声での早押し(お手付き判定なども自在に設計)
  • 正確さを競うスピード勝負から、じっくり謎解きまで
  • 「これは何?」「この動物は?」といったクイズ

共通の作法さえ守れば、こうした多彩な遊び方を同じ仕組みの上で作れます。

freeBox「ゲームプラットフォーム化」とは——“薄い”標準仕様でつくれるように

ねらいは、重い専用エンジンを配ることではありません。開発の作法を「freeBox ゲームプラットフォーム標準仕様」として定めること。しかも、あえて薄い仕様です。ゲームは freeBox の Plugin として作れ、入出力の“形”だけを定めた薄い標準仕様に沿えば、誰でも同じ作法でゲームを追加できます。中身(言葉の解釈や進行、実装)は自由につくれます。

開発者から見れば、ゲームはいつもの freeBox プラグインとして作れて、Manager UI から1クリックで配れる状態になります。標準仕様・プラグイン開発ガイド・参照実装(デモ)は、freeBox リポジトリで順次公開されていきます。AI アシスタントでひな形を起こす進め方もおすすめとのことです。

デモ「Insite 謎解きデモ(仮称)」——声で遊ぶ、複数デバイス連動

構想を“見て触れる形”で示すためのリファレンスとして、謎解きデモ「Insite 謎解きデモ(仮称)」が制作されています。5ステップ(5シーン)程度。最初に流れる動画で遊び方を説明し、謎を解いて声で答える。手がかりやフィードバックが1台の画面に閉じず、部屋の TV やスピーカーなど複数のデバイスに分かれて出てくるため、声をかけると“部屋そのものが応答する”ような体感が出ます。

具体的なシーンの中身(題材や正解)は現在作り込み中のため、今回は伏せています。デモのプレイ提供は順次となります。完成後は、hsBox ユーザーが Manager UI から手軽に導入できる予定です。

hsBox との関係

freeBox を動かす Loader 自体が hsBox の Module として配られ、hsBox 上では自動で組み込まれ、すぐ動きます。そのため「声で入れて、複数デバイスにメディアで返す」というゲームの土台が、現状そのままそろっているのは hsBox です。すでに手元にある音声入力(HSA)と複数デバイス再生を、そのまま“ゲーム・体験”に使える——これが hsBox ユーザーにとっての利点です。

仕様はあえて薄く、特定の通信方式に依存しない作り(デバイス再生は“アダプタ”として分離)にしてあるため、ほかのプラットフォームへ移植する余地は残されています。ただし、今すぐ他の環境で動くわけではなく、現在は hsBox 上で動作します。hsBox 以外での利用を検討したい場合は、後述の開発コラボフォームよりご相談ください。

ライセンス

本体(freeBox/プラットフォーム)のライセンスは GPL v3 を想定しています。これを使って第三者が制作するゲームのライセンスや配布条件については、個別にご相談ください。価格は縛りません——無償で公開しても、対価を得る形にしても構いません。

いっしょにつくりませんか——3つの参加の入口

プロジェクトはまだ初期段階。だからこそ、いろいろな関わり方を歓迎します。いずれも hoscm コラボフォームhttps://hoscm.com/hsbox/hoscm-collabo/)から、メッセージ欄に下記のキーワードをご記入のうえご応募ください。

  • ゲーム制作に参加する → メッセージ欄に「ゲーム制作参加希望
    freeBox 上でゲームをつくってみたい開発者・クリエイターの方を支援します。標準仕様の文書とデモ(参照実装)をテンプレートとして公開予定。アイデア段階からご相談いただけます。
  • デモに出演・協力する → メッセージ欄に「デモ出演希望
    映像(解説パートや各シーンの手がかり等)に出演・協力してくださる方を募集します。基本は松山近辺での撮影にご参加いただける方を想定していますが、遠方の方はご自身で撮影した映像のご提供でも歓迎。演技経験は不問、声の出演のみも歓迎です。
  • デモの名称・テーマを提案する → メッセージ欄に「名称・テーマ提案
    開発中の謎解きデモ(仮称「Insite 謎解きデモ」)の名称・テーマを募集します。採用された方にはクレジット等で謝意をお伝えします。ひとことのアイデアから歓迎です。

※ 製品購入に関するお問い合わせは、コラボフォームではなく support 窓口へお願いします。

リンクと今後

プレイ可能なデモ、参照実装、標準仕様の全文は、準備が整い次第、順次公開していきます。

これは画面の中だけでなく、“部屋まるごと”を使う、新しい体感系の体験のキャンバスです。作法はわざと最小にしてあるので、ぜひ気軽に飛び込んでほしい。

“部屋がゲームになる”その手応えを、いっしょにつくっていきましょう。

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HSA Ver0.11の方向性とご意見募集——音声で広がるサービス連携の未来

にお届けしたHSA Ver0.10 クローズドテストのご案内から、約2か月が経ちました。テスト参加者の皆さまから貴重なご意見をいただきながら、HSA(hoscm Support Agent)はゆっくりと、しかし着実に育ってきています。

今回はその次のステップとして、HSA Ver0.11で進めたい方向性と、その先のバージョンに向けた検討事項をお伝えします。あわせて、皆さまのご要望・ご意見を募集します。HSAの「使い方の幅」を一緒に広げていただける方、ぜひ最後までお付き合いください。


HSAのいま——音声で動くスマートホームエージェント

HSA(hoscm Support Agent)は、音声で操作できるスマートホーム向けAIエージェントです。Ver0.10ではクローズドテストを開始し、家の中の機器やサービスを「話しかけるだけで動かす」体験を、参加者の皆さまに試していただいています。

テスト期間中にいただいたフィードバックの中には、こんな声が多くありました。

  • 「使い慣れてくると、もっといろんなサービスとつなぎたくなる」
  • 「自分が普段使っているWebサービスを、音声で呼び出せたら便利」
  • 「一つの言葉から、複数のサービスへ同時に指示を出したい」

これらの声に共通しているのは、「もっと自由に、もっと広く、自分のスタイルでつなぎたい」という想いでした。Ver0.11以降の方向性は、まさにこの想いに応えるためのものです。


HSA Ver0.11で実現する強化ポイント

Ver0.11の中核となる強化ポイントは、「音声指定で複数の連携先に対応できるようにする」ことです。これにより、HSAは単なる音声操作ツールから、音声で動くサービス連携プラットフォームへと一歩進化します。

Ver0.11の仕様はほぼ固まっており、現在は実装と検証を進めている段階です。主な強化内容は次のとおりです。

① WebAPI全般への直接対応

文字列入力が可能なWebAPIであれば、HSAから直接呼び出せる仕組みを組み込みます。世の中の多くのWebサービスは、すでにAPIを公開しています。それらを音声経由で動かせるようになれば、活用範囲は一気に広がります。

② IFTTT経由での柔軟な接続

直接APIを叩くだけでなく、IFTTT経由でのサービス接続もサポートします。IFTTTのレシピを使えば、コードを書かなくても多種多様なサービスとつなげられます。「ちょっと試したい」「プログラミングは苦手」という方でも、自分らしい自動化を組み立てられる入口になります。


その先——MCPサーバー対応も視野に

Ver0.11で土台を整えたうえで、その先のバージョンではMCP(Model Context Protocol)サーバーへの対応も検討しています。AI連携の標準として急速に注目を集めているMCPに対応することで、AIアシスタントと連動した、より高度なワークフローを音声から呼び出せるようになります。

WebAPI・IFTTT・MCPという3つの入口を組み合わせることで、HSAは「自分の生活・仕事に合わせて、自由に連携先を選べるプラットフォーム」を目指していきます。MCP対応のタイミングや具体的な仕様は、Ver0.11リリース後の状況とご利用者の声を踏まえて決めていきます。


広がる使い方のイメージ

Ver0.11以降の世界では、たとえばこんな使い方が現実になります。

  • 🗣️ 業務システムへの音声入力:「今日の作業ログを記録」と話せば、自社の業務システムのAPIへ自動でデータが送られる
  • 📊 複数サービスへの一括指示:「会議始めます」の一言で、カレンダー登録・Slack通知・録音開始まで同時に実行
  • 🏠 家事まわりの自動化拡張:「明日のゴミ出し教えて」で自治体APIを叩き、忘れがちな分別情報を音声で案内
  • 🌦️ 状況連動の通知:天気APIや交通情報APIと組み合わせ、「出かける前に確認して」で必要な情報をまとめて読み上げ
  • 🤖 AIアシスタントとの連動:MCP経由で、要約・翻訳・調べものといった作業を音声から起動(その先のバージョンで対応予定)
  • 🛠️ 自分専用のショートカット:IFTTTで作った独自レシピを、音声トリガーで実行

大事なのは、これらが「あらかじめ用意された機能の中から選ぶ」のではなく、「自分が必要なサービスをつないでいける」形になることです。プラットフォームとしての自由度こそが、Ver0.11以降で目指している姿です。


皆さまの声を聞かせてください

Ver0.11の仕様はほぼ固まっていますが、その先のバージョンで何を優先するかは、これからご利用いただく皆さまの声を反映しながら決めていきたいと考えています。MCP対応の具体的な範囲、追加で対応してほしいサービス、ユースケースなど、ぜひお寄せください。

たとえばこんなご意見をお寄せいただけると、開発の参考になります。

  • 音声でつなぎたい具体的なサービス・API名
  • 「こんな使い方ができたら嬉しい」というシーン
  • IFTTT・MCPのうち、どちらを優先してほしいか
  • 業務利用 / 家庭利用、どちらの場面で使いたいか

ご意見は、過去にご案内したアンケートフォームからお寄せください。これまでにいただいた回答とあわせて、今後の開発計画に反映していきます。


HSAを実際に試してみたい方へ

「使い方を考える前に、まずは触ってみたい」——そんな方には、現在実施中のクローズドテストへの参加をご案内しています。

現時点でHSAをご利用いただける方法は、このクローズドテストのみです。通常版のリリース時期は未定ですが、テスト参加者が増えるほど、改善のサイクルが速くなり、リリースも早まります。HSAを一緒に育てていただける方を、引き続き募集しています。

詳細はHSA Ver0.10 クローズドテストのご案内をご覧ください。


音声を入口に、生活と仕事のサービスを自由につないでいく——HSA Ver0.11は、その世界観に向けた次の一歩です。皆さまの声と一緒に、その先の姿を形にしていきたいと考えています。

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