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リリース

hsbox1.01.03.01

スマホ向け強化の初版としてリリースします。1.01.03.00からの強化および修正項目は以下の通りです。

強化ボタンメニューファイルアップロード
  「スマートサービス連携」タブのメニューファイル一覧にボタンメニューファイルの説明を追加しました。

強化:hsboxのホスト名を、hsboxから変更する設定機能を「システム情報」タブに追加しました。

強化:スマホ向け設定ページで、デバイスサーチ結果の削除機能 セッション有効時のみに、また、ライセンス適用済み環境では「スマートサービス連携」タブのグループ設定で更新する旨のメッセージ表示に変更しました。

強化:選択されたスマートデバイスを識別しにくい
スマートデバイスコードは取得により入れ替わることがあるので
設定されたデバイス名称の表示を追加しました。

変更:スマホ向けコマンドボタンページで、mp4,mp3のURL指定時にパワーメータにコンテントタイプを設定するように変更しました。

修正、制限解除:スマホ向けコマンドボタンページで、動作選択ボタンの表示が見切れる事象を修正しました。

修正、制限解除:過去に開いたスマホ向けトップページでコマンドボタンを削除すると異なるボタンが削除される。ボタン削除は認証済みの場合にのみ限定し、古いページからの操作を抑止するように修正しました。

修正:sshのパスワードも、同時に変更するように修正しました。 

修正:スマホ向けコマンドボタンページの操作で未入力時のエラーメッセージを追加しました。

修正:スマホ向けコマンドボタンページで、再スキャン中でも再度「デバイスリスト更新」ボタンが押せるのを、再作成中はその旨のメッセージを表示するように修正しました。


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お知らせ

hsbox1.1.3.0 β版パッチ リリース 開発者向けにスマホ向け機能を事前提供

2021年5月16日にhoscmは、hsbox1.1.3.0をリリースしました。hsbox1.1.3からスマホ向け画面を基本機能に追加しています。スマホ向け画面では、スマホから利用するのに便利なようによく使う機能を集約し、スマホでの操作性を上げる設計としています。また、PC向けページにシームレスに遷移できるようにセッション管理を行います。

hsbox1.1.3.0は、1.1.3の一般公開の前に、開発者向けにパッチ公開します。 スマホページを追加すると同時にスマート連携機能および定期処理の仕様を変更しています。関連機能への影響確認検証に活用してください。


主な強化機能は次の通りです。
・hsboxスマート連携のうち動画、音声、画像をスマホからURLやパラメータを指定してスマートデバイスで再生させる。
・上記機能をボタンメニュー生成する。
・hsboxへのアクセス用QRコードを画面表示する。


参考:

hsbox1.1.3.0 パッチは hsbox1.1以降でライセンス適用済み環境で利用可能です。パッチは”システムアップデート”タブで適用します。β版パッチの適用手順は、サポートサイト(hss)から、”開発者向けサイト”に入って、「βパッチ(開発者向けパッチ)の適用方法」を参照してください。

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お知らせ

hsbox1.1.2.5 リリース 開発者向けにメニュー編集機能を提供

2021年3月29日にhsbox1.1.2系の最終版として 1.1.2.5をリリースしました。 1.1.2.5では、1.1.2系で報告された問題の修正しています。 また、開発者向けにメニュー編集機能を公開しました。開発者モードにてメニュー生成、動作検証を行うことができます。 

 なお、各バージョンでの修正内容についてはhssにて公開します。 

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お知らせ

hsbox1.1.2ダウンロード版ライセンス無料提供について

2020年12月29日に出荷開始したhsbox1.1.2(以下hsbox1.1と表記)ではスマートサービス連携機能を追加しました。この連携機能に関連して協力者を募集します。お手伝い頂ける方にはhsbox1.1 ダウンロード版のライセンスを無料で提供します。継続して協力していただける方にはサポートライセンスも提供いたします。

募集内容:
・hsbox紹介動画のコンテンツ作成(Youtuber)
・hsboxメニューコンテンツの作成およびメンテナンス
・hsbox連携機能開発(プログラマー)
・その他

申請手順:
hss(サポートサイト)未登録の場合は、新規登録してください。登録が終わったら、hssにログインしてください。hssメインメニューから「お問い合わせ」に入ってください。お問い合わせフォームの「ご用件」欄で”開発・コンテンツ作成参加”を選択し、その他の項目を入力、「お問い合わせ内容」に具体的にご協力いただける内容を入力してください。

* ご協力いただける内容を確認されていただくことがあります。確認の有無にかかわらず、結果やライセンスの提供は、hssに登録いただいたメールアドレス宛に配信いたします。

※hsbox1.1 USBメモリ製品版を希望される方はその旨ご相談ください。

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機能使用方法

グループリスト、ターゲットリストの書き方

外部からのリクエストつまりboxapiで受け付けたコマンドをどのスマートデバイスで処理するかをしわ決定する仕組みです。

明示的にどのデバイスで処理するかをtgtパラメータで指定する方法もありますが、指定しない場合、デフォルトグループから処理可能なデバイスを選んで処理する仕組みです。
 グループは、複数設定することが可能で、これはGoogle Homeの部屋、グループに相当します。

■グループリスト

”グループ識別キー”には英数字のみ使えます
”グループ名”、”コメント”は2バイト文字も使用可能です

設定フォーマット:

<グループ識別キー>,<グループ名>, コメント

■ターゲットリスト

”グループ識別キー”は、グループリストの中のものを使用します。
”キャストタイプ”に使用できる文字は下の表を参照してください
下のフォーマットのように、2つの形式でターゲットを登録できます。

設定フォーマット:

<グループ識別キー>, <キャストタイプ> ,<ターゲット識別キー> , <IP>,- ,<ターゲット名> , コメント 固定IPか別ネットワークの場合
<グループ識別キー>, <キャストタイプ> , <ターゲット識別キー> , ー,MAC ,<ターゲット名> , コメント 同一ネットワーク内の浮動IPの場合

※ターゲット識別キーはグループ識別キーと完全一致する名称を使用しないこと、また重複しないこと *重複している場合は先に見つけたデバイスを使用します

●キャストタイプ

機器タイプ表記mp3
トーク
mp4jpegyoutube
Googlehome/miniaudio◎1
nest cast◎2
Chromecast UltracastTV

◎1 最優先
◎2次優先
〇可能
x対象外

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機能使用方法

メニューファイルの書き方

メニューの概要とメニューファイルアップロード、ダウンロードも参照してください。
設定のベースとなるファイルは、メニューファイルのページでダウンロードしてください。

参考;初期設定(テンプレート)の例:

000,-,該当メニューはありません,トップメニュー,メニュー,-
003,010,-,001: hsboxヘルプメニュー,メニュー,-
003,020,-,002: hsbox紹介メニュー,メニュー,-

上の例のように、メニューファイルは1メニュー1行で、カンマ区切り、6フィールドで表記しています。
・コメント行はなく、1から1000行目までが有効な設定です。行の位置が、メニュー番号に相当します。1行目が「メニュー 0」、1000行目が「メニュー 999」に相当します。

各フィールドの内容は次の通りです
・ 1列目: 数字3桁 コマンド番号 
・2列目: 可変コマンドパラメータ
・3列目: 拡張可変コマンドパラメータ
・4列目: メニュー表示用メッセージ
・5列目: コメント(説明用メッセージ)
・6列目: 予備、 拡張用(一部は音声応答メッセージに使用)

デフォルトで使用できるコマンドと設定方法は以下の通りです。※プログラミングして追加する方法は開発者サイトで扱います。開発者サイトへはhssから入ってください。
 

■0番台  メニュー用
000:表示用メニュー
P1:- なし
p2: 該当メニューはありません(応答メッセージ:メニューがない場合0行目のみ指定、その他はなし)
m1:メニュー 
m2:メニュー
m3:-

001:無設定 : 何も設定がない状態
P1:- なし
p2: – なし
m1:- 
m2:-
m3:-

003: リンクメニュー(基本は表示メニューと同じだが、リンク先のメニューを表示)
P1:010 リンク先のメニュー番号(3桁)
p2: – なし
m1:画面表示用メニュー 
m2:メニュー
m3:-

■2番台:音声制御関連
201:設定した文面の発話 (casts )
P1:発話 文面(可変文字 使用可能)
p2: – なし 言語 (ない場合は日本語で発音)
m1:xxxxxx/xxxx 
m2:-
m3:-

203: 指定URLの音声ファイルの、 再生 (cast mp3)
P1: URL
p2: – なし
m1: 指定URL の内容など メニュー表示文面 
m2:-
m3:-

■3番台: 動画、画像制御関連
301:hsbox内の画像表示 (cast image:jpeg) nest優先
P1: パス
p2: – なし (コンテントタイプ)
m1: 指定パス の内容など メニュー表示文面 
m2:-
m3:- ’TV’ といれた場合 TV優先

302:指定URL の画像表示 (cast image:jpeg) TV優先
P1: URL
p2: – なし (コンテントタイプ)
m1: 指定URL の内容など メニュー表示文面 
m2:-
m3:- ‘nest’ の場合は nest優先

303:指定URLの動画表示 ( cast image :mp4 ) TV優先
P1: URL
p2: – なし (コンテントタイプ)
m1: 指定URL の内容など メニュー表示文面 
m2:-
m3:- ‘nest’ の場合は nest優先

304:youtube パラメータ ( yt パラメータ ) TV優先
P1: パラメータ
p2: – なし
m1: 指定URL 先の内容など メニュー表示文面 
m2:-
m3:- ‘nest’ の場合は nest優先

■9番台: hsbox制御用
XX0:メニュー表示用
901:メニュー表示画像の更新
P1: メニュー表示画像の更新 します(応答メッセージ)
p2: –
m1:メニュー表示用の画像ファイルを再作成します
m2:Create menu image file.
m3:-

951:特殊コード(-4)呼び出し オプション設定 ユーザ指定
P1:指定なし
p2: 指定なし
m1:予約 特殊呼び出し(表示用メッセージ)
m2:指定なし
m3:全角4文字のオプション設定 ※特殊コード(-4)参照

991:デフォルトグループの指定
P1:グループ
p2: デフォルトグループをxxxに切り替えます(応答メッセージ)
m1:デフォルトのグループをxxxに切り替える
m2:チェンジグループ
m3:-

■特殊コード: 外部Webサービス等 連携用

ー3:メニューの検索呼び出し

w:検索キーワード   (キーワードが含まれる最初に一致したメニューを実行する)


ー4:スケジューラ連携 :音声プッシュ通知 、メニュー検索
w: スケジューラ設定文字列
m3オプション設定は”P●■×”固定 全角です
スケジューラ設定文字列の1文字目(マーク)とm3オプション設定を比較し動作を切り替える
 m3:1文字目: マークが無い場合の動作指定
P: 音声読み上げ
M:メニューの検索実行
X:なにもしない
2文字目:マークがこの文字なら音声読みあげ
    3文字目:マークがこの文字ならメニュー実行
4文字目:マークがこの文字なら何もしない


w:通知する音声メッセージ 

※本仕様は、順次追加更新します。
強化提案等も受け付けますので、hssの開発者サイトにて提案してください。

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機能使用方法

スマート機器とグルーピング設定

スマート機器のグルーピング設定を行います。また、各機器の認識状態を参照することができます。

グルーピングとグループメンバの両方が未設定の場合、上部に設定初期化ボタンが表示されています。「初期化」ボタンを押すと、hsboxと同じネットワーク上にあるGoogle Home や Chromecastなどのデバイスをスキャンし設定に反映します。すべて1つのグループ1”GRP1”にグルーピングします。下はスキャンした結果の例です。

メンバーステータスで、認識できたデバイスを確認できます。カンマ区切りで、4項目めにIPアドレスが表示されているデバイスは認識済みのデバイスです。また、5項目めが、”1”のデバイスは、PINGで存在確認が取れたデバイスです。

※別ネットワークに配置されたスマートデバイスと連携するにはルータの設定やルーティング設定とあわせてターゲットリストを編集、設定してください。

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機能使用方法

スマートサービス連携API用ポート と メニューファイルのアップロード、ダウンロード

■サービスAPIの起動停止操作

IFTTTなどのクラウドサービスからイベントを受け付けるAPIを操作します。デフォルトではこのサービスAPIは動作していません。 設定を”有効”にして「設定変更」ボタンを押してください。サービスポートが起動するまでに1分程度時間がかかることがあります。 ポート番号は、hsbox内の他のサービスと競合しない範囲で変更可能です。
 boxapiキーはクラウドサービスから次のようにアクセスする際のURLに使用します。
http://<ホストIP>:<ポート>/boxapi/hsx.php?bkey=<boxapiキー>&m=<メニュー番号>[&tgt=<ターゲットID>]
上の例では、http://host:28655/boxapi/hsx.php?bkey=545drgy5464&m=0
 このリクエストのより、0番のメニューが起動します。
boxapiキーはデフォルトでランダムな値が設定されています。boxapiキーは任意の値に変更可能です。

■スマートサービス連携メニュー設定

メニューは、0~999番までの数字で指定する、 1000個のコマンドを設定することができます。
メニューは次のように番号で指定する方式で、番号を覚えていなくても画面表示に従って目的のメニューまでたどることができます。

※メニューの設定方法は、「メニューファイルの書き方」を参照してください。

■スマホ向けボタンメニューファイルのアップロード/ダウンロード

hsbox1.01.03.01より追加したスマホ向けボタンメニューをファイルで管理することができます。
ボタンメニューのファイル名は”boxmenu_btn.txt”です。
メニューファイルの各行の形式は既存のメニューファイルの形式に準拠しています。上の行から順にボタン形式でメニュー表示します。

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機能使用方法

固定IP機能

クラウドサービスなどインターネット側からリアルタイム制御したり、ミニサーバーとして利用したりする場合、DHCPで自動で割り当てられたIPは、IPアドレスが変わるので不便なことがあります。本機能は、固定IPを追加することができます。

※固定IPはhsbox1.01.02.02からの機能です
「システム情報」メニューの IPアドレスの下にあります。

■固定IP

固定IPアドレスの欄に、「<使用するIPアドレス (IPv4)>/ <サブネットマスク>」の形式で入力して、「固定IP設定」ボタンを押してください。
設定を削除する場合は、改行なしで”DEL”と入力してください。
※設定を反映するために、トップメニューでシャットダウンし再起動してください。
※固定IPで指定するIPアドレスは、DHCPから払い出されたIPと同じネットワークで、他の機器が使用していないアドレスにする必要があります。
※サブネットマスクは、DHCPから払い出されたIPと同一のサブネットマスク値にする必要があります。上の例では192.168.2.60/24の”24”と同じ値にしています。

■ルーティング

家庭内LAN内でも異なるネットワークにあるスマート機器などの機器は直接通信することができないケースあります。異なるネットワークとの境界に存在するルータの仕様や設定に依存しますがルーティング設定を行うことで、通信が可能となるケースがあります。

ネットワークごとに1設定1行で複数のルーティング設定が可能です。

ルーティングの欄に、「<通信先ネットワーク (IPv4)>/ <サブネットマスク>,<ゲートウェイ(IPv4)>」の形式で、入力して、「ルーティング設定」ボタンを押してください。
設定を削除する場合は、改行なしで”DEL”と入力してください。
※設定を反映するために、トップメニューでシャットダウンし再起動してください。

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機能使用方法

スマートサービス連携 クイックスタートガイド

クイックスタートガイドは、スマートサービス連携を利用し始めるまでの最短の手順です。
事前に、つぎの準備ができているものとします。これらがまだ準備できていない場合は準備してください。

●Google HomeなどのスマートスピーカーやChromecastなどのキャストデバイスを利用できること。
●スマートスピーカーとIFTTTなどのクラウドサービスの連携設定ができていること。
●hsboxのライセンス登録が完了し、トップ画面にログインできること。

■スマートサービス連携設定

「スマートサービス連携」を行う最短手順です。

①hsboxの設定:boxapiの起動

 boxapiを起動します。起動方法の詳細はこちら
起動したboxapiのポート番号と、boxapiキーを記録してください。②の作業で使用します。

②クラウドサービス(IFTTTなど)の設定:boxapi呼び出しアプレット起動

IFTTTなどのクラウドサービスでboxapiの呼び出しアプレットを設定します。
 以下は、IFTTTでの設定例です。ほかのサービスでも同様に設定可能です。

「if」で、Google Assistantを選択し、下のように「数を含めたフレーズ」で設定します

「then that」で、”Webhooks”を選択して、つぎのようにboxapi呼び出し設定をします

URLは http://<ホスト名>:ポート番号/boxapi/hsx.php?bkey=<boxapiキー>&m=<IFTTTなどから渡される変数> の形式です。

※”tgt”パラメータは特定のターゲットを操作する場合に使用します。通常は不要です。
※ホスト名、ポート番号にはインターネット側からアクセスできる値にしてください。一般的に家庭内LANの機器をインターネット側から見たIPは、動的に変わります。動的に名前解決できるDDNSと組み合わせることで、設定が楽になります。
※クラウドと家庭内LANの境界上のルータで、アクセスポート番号を変換するなど工夫してください。

③LAN内スマートデバイスの認識

スマートデバイスを認識させます。
「グループ設定」で、グループメンバの設定を行います。「初期化」ボタンで簡単に設定をすることができます。ただし、hsboxと同一のネットワーク上にあるスマートデバイスしか認識できません。

※別のネットワーク上にある機器を使用するには、ルータの設定、ルーティング設定が必要です。また、グループ設定でグループメンバを手動で追加してください。

④動作確認

Google homeなどに、「メニュー ゼロ」と発話して、テレビ、Google Nestなどにhsboxのトップメニューが表示されれば連携設定成功です。 あとは、メニューに表示された番号をたどって順に発話していけばすべてのメニュー(コマンド)を呼び出せます。また、番号を直接呼び出したり、シングルワードでの個別のメニュー番号を指定し実行することも可能です。