これまで導入の容易さに注力するためクローズドで運営してきたhsBoxを、国内外の開発者コミュニティとともに進化させるため、このたびオープンソースソフトウェア(OSS)化を決定しました。今後は貢献者の皆さまとスピーディーに機能追加やバグ修正を進めていきます。そこでhsBox2 をOSSとして公開し、開発体制を大きく転換するプロジェクトを正式に開始します。2030 年の移行体制整備、2035 年の完全 OSS 化を目指し、以下の新情報も含めた詳細を公開いたします。
1. 📥 参加方法(GitHub 登録・コミュニケーションチャネル)
- GitHub 登録方針
参加希望者からの意見募集を 8 月 20 日頃まで 実施し、方針策定後 9 月より GitHub 上での体制構築・登録作業 を開始します。※なお参加者等の状況によりスケジュール等の見直しを行うことがあります。
ガイドや操作マニュアルは 9 月中旬以降 に提供予定です。事前に参加しているコアメンバーと連携しながら進めていきます。 - コミュニケーションチャネル
hsBox 開発者サイトを既に開設中です。参加希望の方は、次のいずれかでお申し込みください:- hsBox 開発者サイトの「お問い合わせフォーム」(事前に hss 登録が必要です)
- メール:
info@hoscm.com
宛に「参加希望」と記載してご送信ください。
2. 📄 ライセンス・技術環境・コントリビュートガイド
- ライセンス
現時点では Apache 相当ライセンス を想定。初版ドラフトを 8 月末頃に公開予定。参加者のご意見を踏まえて最終化します。 - 技術環境
現行の hsBox1.x 系の動作環境をベースに、hsBox2 の開発進捗に応じて更新していきます。詳細な環境要件は以下をご参照ください: - コントリビュートガイド
OSS 参加者向けに、次のような情報をガイドとして提供予定です:- GitHub 上での Issue/PR の提出手順
- コードスタイル(フォーマッティング、命名規約など)
- 開発・レビューフロー(CI/CD、テスト追加、承認プロセスなど)
- 行動規範(コントリビューションの基本姿勢やコミュニケーションの指針)
3. 🛎️ サポート窓口・ロードマップの視覚化
- サポート窓口
hsBox 利用者向けの問い合わせ・サポートルートはこちらをご覧ください: - [hsBox サポートページ]
https://hoscm.com/hsbox/support/ - ロードマップ
🗓️ hsBox2 OSS プロジェクトロードマップ
2025 年 7 月 | GitHub 体制・進め方の検討(7/23 プロジェクト内大方針策定) 活動方針ドキュメント公開(7/30) |
2025 年 8 月 | GitHub 登録手順などの参加登録方針について意見募集(8/20) ライセンス初版ドラフト公開(8 月末) |
2025 年 9 月 | GitHub リポジトリ公開・本格的な共同開発開始 利用案内・利用手順等のガイド公開(9 月中旬以降) |
2026–2029 年 | コード移行・テスト整備・技術文書整備等 hsBox1.x 系へ必要機能のバックポート開発 |
2030 年 | OSS 移行体制の整備完了 |
2031–2034 年 | コミュニティ拡大・プラグイン/エコシステム整備など進行 |
2035 年 | hsBox2 の完全 OSS 化(コード/運用がすべてオープンに) |
※参加者等の状況によりスケジュール等の見直しを行うことがあります。
🚀 OSS 開発参加者募集中!
- 参加方法まとめ:
- サイトお問い合わせ or メールで「参加希望」とご連絡を
- GitHub 登録方針への意見提出(~8/20)
- 本格参加は 9 月以降
- OSS 参加のメリット:
- hsBox2 のソースコードを無償で入手・改変可能
- 最新の実装技術を共同で学び、スキルを磨く機会
- hsBox2を利用したスマートホーム環境を利用可
- オープンソースでの寄稿実績が公式に残る
FAQ (※随時更新予定)
- Q. 参加に費用はかかりますか?
- A.参加は無料です。
- Q. OSS 活動に必要なスキルは?
- A. Git の基本操作、Issue の書き方、(初心者向けにもガイド用意します)要望によりオフラインでの勉強会も検討します